アドベント その8 本当のもてなし

12月6日(日)晴れ
『問われるのは上辺では無く、まことを自分がささげられる事。』実祝プランニング語録
『自分にしてもらいたいと望むとおり、人にもそのようにしなさい。』マルトゥインが昨日読んでいた聖書の言葉は、
マルトゥインより、ずっと後の時代のオハイオ州のトリド市長、サミュエル・ジョーンズ(1864~1904)の座右の銘でもあった。多くの本物といわれるトップ人物は大事にしている。
さて、マルトゥインは何故か、もう少し読みたくなった。パリサイ人が、キリストを家に招いた。そのとき罪深い女が来て、キリストの足に涙で御足を洗い、自分の髪の毛で御足をぬぐい、御足に口づけし、高価な香油を塗った。
それを見たパリサイ人は「この女は罪人なのに・・・。」と蔑んだ。
ところが、キリストはシモンという弟子にたとえ話しを語った後、「あなたは、足を洗う水をくれなかったが、彼女は涙で洗って、大事な髪の毛で拭いてくれた。
あなたは口づけしてくれなかったが、彼女はわたしの足に口づけしてくれた。あなたは、わたしの頭に油を塗ってくれなかったが、彼女はわたしの足に高価な香油を塗ってくれた。」と言った。
この箇所まで読んだとき、マルトゥインは考えこんだ
「このパリサイ人というのは、わしと同じような人間だ。自分のことしか考えず、お客として招いたキリスト様に、上辺のもてなしはするが、本当に大事なもてなしを忘れておる。

ああ、こんなことではいけない。もし、キリスト様がわしの家に来られたら、わしはどうするだろう。」そうしているうちに、うとうと眠ってしまった。
「マルトゥイン!」と誰かの声が耳もとで聞こえた。ビックリしてマルトゥインは「誰だい?」と、部屋を見回すが、誰もいない。気のせいかと思ったが、今度ははっきりと
「マルトゥイン、わたしだよ。イエス・キリストだよ。明日、あなたのところに寄るから。」マルトゥインは飛び起きた!続きは明日のお楽しみ・・・Copyright2009 実祝プランニング
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アドベントともににその関連からHAPPYを見つけていきたい。同じみ言葉から、様々なことが示される。 『詩篇43編3節・どうか、あなたの光とまことを送り、私を導いてください。あなたの聖なる山、あなたのお住まいに向って。』まこと=真実は、見せかけの中にはない。豪華であっても良いが、そこに自分自身をささげる心と行いが伴うものだ。教会に通っているから、ミッションスクールに通っているから・・・も良いことであるが、そこに神への「まこと」が本当にあるのかが、問われる。

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