アドベント その5 生きる

12月3日(木)雨
『試練を乗越えて善なる生き方をしている者は、試練の中にいる者の心に光を灯せる。』実祝プランニング語録
マルトゥインは、偶然自分を訪ねてきた、この巡礼者に言った。「なあ、巡礼のお方。もう私は生きて行くのがしんどくなった。早く死にたいと、それだけを神様にお願いしているんだ。希望など何も無いのだよ。」巡礼者は言った。
「そんなことをいうものではないよ。神様がなさることに、人間の私らが、文句をつけてはいけない。すべての事は神様がお決めになるのだ。カピトーシカの命は、先に天国にいくようにと。歳は関係ない。マルトゥイン、あんたは生きるようにと。マルトゥイン、あんたが希望をなくしたとしたら、それは、自分の喜びのために、自分で生きようとしているからだ。」
マルトゥインは、言った。「では、なんのために生きればいいのだ?
巡礼者は言った。「神様のために生きないといけないのだ。マルトゥイン、あんたの身体の細胞は神様によって、動かされて生きている。だから、神様のために生きるんだ。神様のために生きれるようになれば、暗い気持ちは、なくなっていくよ。」
マルトゥインはしばらく考えて、言葉を出した。「もう、教会にもいかなくなっってしまったし、神様のために生きるとは、どうしたらいいのだ?」
「大丈夫だ。マルトゥイン、聖書の福音書を読んでごらん。そこに書いてある。読む時に、神様に祈ってから読むのだ。神様が、マルトゥイン、あんたに教えてくれるよ。」
巡礼者の言葉はマルトゥインの心を動かした。なぜなら、この巡礼者は欲も持たず、物も持たず、純粋に神様の真理を追求している。巡礼者自身も、多くの試練を潜り抜けてきたであろう事が、理解できたからだ。
偶然立ち寄ってくれた、巡礼者は、もう、次の場所にいくという。巡礼者を見送って後、マルトゥインは早速、福音書を読み出した。マルトゥインの疑問は解決するのか?
続きは明日のお楽しみ・・・★★★★★★★★★アドベントともににその関連からHAPPYを見つけていきたい。同じみ言葉から、様々なことが示される。 
『詩篇43編3節・どうか、あなたの光とまことを送り、私を導いてください。あなたの聖なる山、あなたのお住まいに向って。』
神のために生きているか、神のためにと言いつつ自分のために生きているのか、自分だけのために生きているのかは、肩書きは関係なく、神の光に照らされた時に、表れてくる。
神は侮られるお方ではない。

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