光の天使のHAPPY 故障
9月20日(日)晴れ
『本当の助けには安堵感が伴う。』
実祝プランニング語録
これも実際に起きた事で、ボブとフラン夫妻が体験したお話しである。
ボブとフラン夫妻は仕事の帰り、オハイオ州にあるコロンバスの自宅に高速道路を使い、車を走らせていた。
夜も遅い時間だった。ところが、急にタイヤがパンクしてしまった。スペアタイヤに交換しようとしたが、運悪くスペアタイヤにも空気をいれてなかった。仕方なく高速の出口まで、路肩をゆっくりと走ることにした。
多分それまでの間に24時間営業のガソリンスタンドがきっとあるだろう、そう期待した。
ところが、走れどもガソリンスタンドは見当たらない。
妻のフランは信仰篤き人だったので、神に祈り始めた。 『苦難のときの彼らのとりでは主である。聖書詩篇37:39』ボブは少し気持ちを落ち着かそうと、もう閉店している食料品店の駐車場に車をとりあえず停めた。2分ほどすると、ある外国車もそこに停まった。車から降りてきたのは、輝くような感じをもった、20代後半くらいの美しい女性だった。
この若い女性はボブとフランの車に近づいてきた。「何かお困りでしたら、お手伝いしますが・・。」
ボブは言った。「あいにくタイヤがパンクして、スペアタイヤに空気を入れたいのですが、近くにガソリンスタンドがなくて困っているのです。」
その女性は言った。「それなら、私がグローブシティまで、一緒に乗せて行ってあげましょう。あと3~4キロ走れば24時間のガソリンスタンドもあったはずです。そこで空気を入れられますよ。」
ボブとフラン夫妻はこの申し出を喜んで受けることにした。
ボブはスペアタイヤを持って女性の車に乗せてもらうことにし、フランはパンクした車で待っていることにした。
2人は女性の車で出かけて行った。フランは残された車の中で考えていた。
こんな夜中に若い美しい女性が、見ず知らずの人間に、普通なら怖がらずに愛想よく声をかけてくるだろうか?
しかし、フランは、安堵感に包まれた。あの女性からかもし出される暖かい空気と穏やかな光は何だろう?さて、何だったのか?続きは明日のお楽しみ・・・。
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