光の天使のHAPPY 少女

9月11日(金)晴れ
『私達に1番必要な愛と励ましは、素敵な姿で表れる。』実祝プランニング語録
大きな存在は、私たちに天使を遣わしてくださる。
形はその時によって異なり、様々な姿をして現れてくれる。
1900年前半に素敵な出来事があった。
フィラデルフィアの医師、S・W・ミッチェルの1日は忙しかった。次の日に備えて眠っていたが、ドアをノックする音で目が覚めた。急患が出たのかと、ドアを開けた。そこには、小さな少女が立っていた。着ている洋服は粗末なものだった。その少女は、ミッチェル医師に訴えた。「お願い!すぐに来てほしいの。お母さんが病気なの!お願い!」その少女の身なりから、お母さんは具合が悪くても医者にかかれなかったことが理解できた。雪の降る夜だった。少女は擦り切れたコートを着ていた。ミッチェル医師は、往診用の鞄に治療ができる道具を入れて、少女のあとをついていった。雪の中、少女のコートが目印となって道案内の役目をはたしてくれた。狭い路地を通って階段を上ると、少女の母親が横になっていた。ミッチェル医師が診察すると肺炎を起こしていた。危険な状態だった。もう少し少女が来るのが遅ければ、母親は死んでいただろう。
 『主はしいたげられた者のとりで。苦しみのときのとりで。聖書詩篇9:9』治療をしたあと、ミッチェル医師は母親に語りかけた。「あなたの娘さんが私のところに来てくれたことが、あなたの命を救いました。とてもいい娘さんですね。」と。
母親は首をかしげた。 「お医者さん、私のひとり娘は、ひと月前に、天に召されてしまったのです。」そういうと涙ぐんだ。 
その言葉を聞いたミッチェル医師は、何がどうなっているのか理解できなかった。
少女の姿はもうなかった。一体何が起きたのだろうか?
続きは、また、明日・・・。
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