聖・クリスト・フォルスからの教訓のHAPPY 感動
9月5日(土)晴れ
『感動が生まれる中では、希望は失われない。』実祝プランニング語録
15世紀頃は、多くの祭壇画が描かれた。祭壇画とは、教会内部の祭壇飾りの絵のことで、聖書を題材に描かれる。
受胎告知や、降誕の場面は多くの画家が描いている。
聖・クリスト・フォルスの絵を描いた画家、コンラート・ヴィッツは1400~1410年頃、ドイツのヴュテンベルク王国のロットヴァイルで生まれた。主にスイスで活躍し、1445冬~1446春頃にスイスのバーゼルで召されたという。祭壇画を描くと、勿論お金はいただける。しかし、1435年頃、祭壇画ではない聖・クリスト・フォルスの絵を描いた。
現在は、スイスのバーゼル美術館に所蔵されている。
多分多くの信仰篤き人達が、この聖・クリスト・フォルスの話しを語りついでいたのであろう。
クリスト・フォルスは実在した人物だったかもしれない。その中に、大きな感動を、コンラート・ヴィッツは覚えたのだと思う。
私達は、誰でも、背負う荷物を持っている。
人生は、旅と同じである。荷物や重荷はないほうがいいと、思いがちだが、きっと旅を続けるには必要なのだろう。私達の人生の中でも、荷物を背負い、目の前に自分ひとりでは渡りきれない『川』が立ちはだかるかもしれない。
そこで、希望を失えば、渡る事は出来ない。クリスト・フォルスが背中をかがめる程の重さであっても、本当の重さではない。クリスト・フォルスが精一杯の力で支えきれる重さであった。それ以外の重さは、大きな存在が支えてくれる。そして必ず『川』を渡りきらせてくれる希望の力が存在する。コンラート・ヴィッツは大きな存在から、自分に預けられた絵の才能を用い、現在の私達にも希望と励ましを届けてくれる。 『すべて、疲れた人重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。聖書マタイ11:28』 コンラート・ヴィッツ自身も、重い荷物を担って頂く体験をし、その感動が絵になったことだろう。私達も希望を失なわず進めたらHAPPYだ。明日からは、別の希望のおはなし・・・。あしたをお楽しみに・・。
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