誘惑に勝つHAPPY その1

9月6日(日)晴れ
『好奇心からの、ちょっとに待ったをかけるHAPPY。』実祝プランニング語録

7月1日(水)からのブログには、薬物のことを取り上げた。http://d.hatena.ne.jp/happy-ok3/20090701/
薬物は1度手を出すと、脱することが困難になるという。テレビでは、薬物を今はやめていても、「一生止め続ける」という決意を持っていかないと怖いのだと証言されていた。頭にはいつまでも薬物が怪物のようにこびりついてくるらしい。悪魔の薬に手を出すようなものだ。
さて、悪魔に契約するように誘惑されてしまうドイツの昔話がある。ドイツのシュバルツヴァルト地方のある村に一人の老女がいた。この老女は魔女と噂されていた。この近所に住む若いおかみさんがある日、パンを作るのにイーストが足らなくなった。そこでこの老女から分けてもらおうとお願いに行った。老女は「ああ、いいよ。」と言って、食品を貯蔵している部屋にイーストを取りに行った。
若いおかみさんは、待っている間、大きなバターの樽がそばにあったので、何気なくのぞいてみた。すると、美味しそうな、純金のような黄色いバターが沢山あった。このとき、若いおかみさんは、「このおばあさんは、魔女かもしれないと言われていたわ。こんな美味しそうなバターにどんな秘密があるのかしら?」と、
好奇心がうずうずしてきた。まわりを見わたして、誰もいないことを確認すると、バター樽を傾けてみた。
中に秘密があるのではないかと思った。樽を傾けると、赤いものが見えてきた。良く見ると、血のように真っ赤な布だった。「この布に秘密があるのだわ。」そう思った若いおかみさんは、これがあれば、楽をしてバターが沢山作れて、それが高く売れるだろうと期待した。
そして、こっそり、そうこっそりとその真っ赤な布をほんの少し破いて、エプロンのポケットに押し込んだ。 『そのごちそうをほしがってはならない。それはまやかす食物だから。聖書箴言23:3』樽を元に戻したとたん、老女が戻ってきた。
「おかみさん、イーストはこのくらいあれば足りるかね?」若いおかみさんはあわてて「ええっ、十分足りますとも。どうもすみません。それじゃ急いでパンを作りますから、失礼します。」そう言って急いで帰っていった。
この若いおかみさんは、おいしいバターを作れるのか?続きは、又、明日・・・。
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