聖・クリスト・フォルスのHAPPY その2
8月25日(火)晴れ
『与えられている力を謙遜な気持ちで良きことに使うHAPPY』実祝プランニング語録
お金持ちの王は、はるかかなたの国から旅をしてきた、この大きな巨人が、自分の家来となりたいということを、大そう喜んだ。そして、側近として仕えさせた。ホ・フエロォーは、世界で1番偉大な王のもとで、毎日毎日、王が持つ金や銀、宝石や高価な宝に囲まれて過ごした。ところが、そこにある一人の人物が王のもとにやってきた。
よその国から、この世界で1番お金持ちの王のもとにやってきた人物は、王の耳もとで何かを語った。
それを聴いた王は、顔色が変わった。その人物の言葉は、他国の言葉であったためホ・フエロォーには理解できない。しかし、王はとてもびくびくしだした。ホ・フエロォーは王に言った。「王よ、どうなされたのですか?
あの人物の言葉に王は、恐れを抱いておられます。お命じ下されば、私があの人物を一撃いたしましたのに。」
王は答えた。「あの人物を一撃したとて、同じである。昔からわが国と敵対関係にある国が、わが国を襲う為に大軍を率いて向っているというのだ。その王は残忍なため、皆が恐れておるのだ。」
ホ・フエロォーは言った。「王よ。その王を恐れておられるなら、その王こそあなた様より、力のある偉大な王でしょう。私は世界で1番偉大な王にお仕えするという、誓いを立てたのです。私はその王のもとにいかなければなりません。」ホ・フエロォーは世界で1番お金持ちだという王のもとを去った。
そして新たな、旅に出た。何日も歩き続け、ある荒れ果てた山の頂上にたどりついた。直ぐ下の谷に目を向けると武装した軍隊が行進していた。その中に兵士達に囲まれ、2輪戦車に乗った戦士がいた。それがこの軍を率いている王だった。ホ・フエロォーは大胆にも山の斜面をつたい、谷に下りた。そして王の前に出た。
「王よ。私は世界で1番偉大な王にお仕えするため、旅を続けてきました。どうかあなた様の軍にお加えください。」ホ・フエロォーは、自分の力を謙遜な気持ちで、良いことに仕える為に使いたかったのだ。
この王は残忍であるが、大きな身体のホ・フエロォーを見込んで軍に加えた。
『感謝のいけにえを神にささげよ。あなたの誓いをいと高き方に果たせ。聖書詩篇50:14』さて、どうなるのか?続きは、あしたの、お楽しみ・・・。
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