マルクス・クルティウスの伝説のHAPPY その2捧げる
8月20日(木)晴れ
『愛と勇気は、時代を越えて息づき、呼応できる人に力となって現れる。』
実祝プランニング語録
馬にまたがり、裂け目のそばまでやってきた、マルクス・クルティウス。
彼は大きな声で叫んだ。
「このローマにとって、勇気ほど価値がある{もの}が他にありえようか?ローマの国のために自分を捧げる勇気ほど価値のある{もの}が他にありえようか?」多くの人びとが声も出せずに立ちすくんでいた。
クルティウスは、フォーラムを取り囲んでいる神殿を見上げた。そこには神の威厳が満ちていた。
そして天を見上げ、腕を高々と突き上げた。そして剣を片手に持ち、馬を駆り立てた。そのまま、クルティウスは
なんと、その裂け目の中に飛び込んだのだ。
『誠実な証人は人の命を救い出す。欺く者はまやかしを吹聴する。聖書箴言14:26』クルティウスが飛び込むと、地面はたちまち、口を閉じた。勿論クルティウスと馬は地面に吸い込まれていき、2度と姿を現す事はなかった。
しかし、そのフォーラムは地震などなかったかのように、元の形になった。
クルティウスは自分を捧げたのだ。
自分を捧げたといっても、他者を巻き添えにはしていない。これは伝説である。100%事実であるかも知れないが、50%の事実にローマの愛国心と勇気がレグルスや、独眼のホラティウス、左手の英雄ムキウスの事実から、形となったのかもしれない。
いずれにせよ、命がけで国を愛し救ってきた、勇者達の心意気は、いまだに生きているのだ。
どこに生きているのか?こうして語り継がれ、感動と勇気と力を、私にそしてあなたに届けている中に生きている。
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