アルキメデスが見つけたHAPPY その7

7月31日(金)晴れ
『表層の部分が本物か否かは局面で必ず浮上してくる。』
実祝プランニング語録
裏切り者の兵士はそれを待たなかった。BC.212年、アルキメデス75歳。そしてついにシラクサは陥落してしまった。
アルキメデスを殺してしまった兵士は、多分欲があったのだろう。
ローマをここまで苦しめた、才能あるアルキメデスを殺せば、自分の手柄になると思ったのかもしれない。
アルキメデスは死ぬまで、研究に没頭していた本物の学者であり、発明家だった。なぜならそれは人の生活に喜ばれる役立つことだったからだ。お金や名誉が目的ではなかったからだ。私達は自分の能力を用いる目的を正しく持たないといけない。
アルキメデスが殺された事にマルケルスは落胆し、アルキメデスを殺した兵士を自分から遠く離したという。
この時のローマ軍の将軍マルケルスは、自分の敵でありながら、アルキメデスを敬愛し1番アルキメデスの才能を評価し、大事な友人として認めていたのである。
それは、行いにおいても現れた。なんとアルキメデスの墓をマルケルスが建てたというのだ。
 『多くの人は自分の親切を吹聴する。しかし、だれが忠実な人を見つけえよう。聖書箴言20:6』身内の墓ではない。敵国の勇者の墓である。あなたなら、それが出来るだろうか?敵だ味方だという表層の争いを越えた、人としての畏敬や愛情を注いでいるのだ。単に強いだけでなく、将軍としての資質を十分すぎるほど備えていた。肩書きを持つ人は多いが、その肩書きが本質の根底で本物か否かは、大きな局面で必ず浮上する。戦争は良くない。しかし命を懸けた場面でその人物の真価が出るのだ。このような友情もある。マルケルスは素晴らしい墓を建てた。どんな墓なのか?

続きは、明日の、お楽しみ・・・。
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