本当の友情のHAPPY その5
7月24日(金)晴れのち曇り
『約束を守ることと、お互いがそれに応答していくこと、それが信頼とHAPPYな友情の土台。』実祝プランニング語録
ダモンとピュティオスの友情は本物だった.そこには信頼関係があった。信頼関係は片方だけが持っていても成り立たない。お互いが持ち合うものだ。信頼関係はお互いがお互いに{本物のどうぞ}ができて、その積み重ねで強くなっていく。嘘があれば、それは崩れる。
これは友人の許諾を得て書かせて頂くが、友人A子がある家族と交流があった。その娘さんのD子にある悩みがあることが解り、家族はそれを心配していて、A子は間に入り、奔走したらしい。A子はD子のことを思い何度も忙しい中電話までして、D子と「~はしないでね。」「はい、しません。心配はかけませんから。」と約束を得た。ところがその約束は数日後、見事に裏切られたという。家族もD子がそれを決行したことをとても心配した。また、それはA子の仕事が1番忙しい日時でその時に決行し裏切ったらしい。A子は、そのあとも様々な感情を抑えつつD子を励ましていた。
それから数ヵ月後、別の事で又裏切られたというのだ。どうやら出し抜く計算が出来ていたようだ。A子は言った。『こんなことは2度ではない。その半年前も、多くの人が関係する大事な事があったのだが、D子は「行けません。」といい、実は外国に遊びに行っていた』というのだ。意識しないで言うこと、行う事はすなわち、その人自身なのである。D子の場合は自分の欲求に対しては人を裏切ろうが何をしようが欲求が1番になっている。
問題はD子は年令も30半ばにさしかかり、人を裏切ったという意識やごめんなさいがないことなのだ。そして親や周囲を隠れ蓑にしては逃げているようだと。 A子も1年で3回も、本気で心配したのに裏切られ出し抜かれたことには、驚いていた。最近A子は、それを許していこうと思うと言った。D子の事は育てられ方の問題もあると思うと言った。D子が親にも心配かけて決行した事を親は怒ることなく自分達が謝ったという。末っ子で全ていいよ、いいよで間違った庇い方をされ続けるから、見逃されて当然、という意識を起こさせてしまうのだろう。A子は偉いと思う。起きたことの善悪を超えて自分としっかり向き合って、良い方向に進んで行こうとしている。
『主の目は知識を見守り、裏切り者のことばをくつがえす。聖書箴言22:12』誰でも失敗はある。大事なことは、何かがあった後、きちんと『ごめんなさい、許してください。』を言えてそれを繰り返さないコトダ。ごめんなさいが言えない人が多いのだ。約束を守ることと、お互いがそれに応答していくこと、それが信頼とHAPPYな友情の土台だ。明日の続きは、皆さんが良く知ってる人。お楽しみに・・・。Copyright20009 実祝(みのり)プランニング