お父さんとのHAPPYな関係 その1
6月22日(月)雨のち晴れ
『お世話をするということは相手を思いやるHAPPYな思いやりが土台であるべきだ。』
実祝プランニング語録
親と子供の関係は、年月とともに変化していく。
お世話をするというのは、根底に相手を気遣うHAPPYな思いやりがあってこそだ。今日は歳を重ねたお父さんと子供達の物語を紹介したい。
昔、昔あるところに独りで暮らしている老人がいた。奥さんは先に天に帰ってしまった。
のいい仕立て屋をしていたが、今は、糸を針に通すのも手が震え、目も悪くなったので、真っ直ぐに縫うことも出来なくなっていた。
3人の息子が居たのだが、3人とも結婚して家を出ている。皆自分のことが忙しくて、老人であるお父さんのところには、週に1度立ち寄って食事をするくらいだった。
ところが、だんだんと息子達も立ち寄る回数が減っていった。老人はため息をつきながらつぶやいた。
『もう皆、老いぼれたわたしには、会いたくないのだ。重荷になってきたのだろう。』
そんな時、あることを思いついた。老人は大工の友人の所にいき、{大きな金庫}を作ってもらった。
次に鍵屋にいき、{古い鍵}を譲ってもらった。
最後に別の友人のところにいき、{あるもの}をもらってきた。
さて、久しぶりに夕食に訪れた息子達は、台所の机の下にある、この金庫に足をぶつけた。
「お父さん、この金庫には何が入っているんだい?」金庫には鍵がかけられていて、揺らすとガラガラ、音がする。おまけに重たくて持ち上げられない。
老人は答えた。「長年かかって貯めたHAPPYなガラクタだよ。」
『貧しいように見せかけ、多くの財産を持つ者がいる。聖書 箴言13:7』
息子達は思った。
「これは、きっとお父さんが貯めたお金が詰まっているんだ。」
息子達は、お金に魅力を感じた。さて・・・続きは、又、明日・・・。
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