グランド・セントラル駅の不思議なHAPPY その3
6月10日(水)雨
『感謝が発するHAPPYには、形を変えた大きな希望の力が宿っている。』実祝プランニング語録
グランド・セントラル駅には125フィートもの高さがある『星座』が描かれている。まるで駅の中にプラネタリウムがあるようだ。この星座を描く時、鏡に映しながら描いたため、裏返しの星座となっている。これは天球を私たちの地球の中からではなく、外側から見た目で捉えているからだ。大きな存在、神の視点から見えている星座を現しているらしい。マンハッタンを代表する歴史的な建造物の1つである。
なぜ、このように星座を外側から見て描かれたのかは、私には解らない。しかし、私達は物事を、自分の場所からしか見れない弱さがある。大きな存在の目からみた現状は、あの老婦人のように見える世界が変わってしまうものだと思う。そこには感謝が起き、感謝が発するHAPPYな力は見えるもの、現実の苦しみをも越えさせていくのだ。
ラルストン・クロスビーは黒人だった。学歴があるわけではなかった。しかし、大きな存在への愛と人人への愛と、信仰と思いやりの心はもっていた。失望した人を慰めたからと言って給料が上がるわけでもない。殆どの人とは『一期一会』であり、その時限りの出会いだったと思う。
名誉を希望したのでもない。彼は、単に人人の荷物を運んだだけではない。
数え切れないほど多くの人が、ラルストンと出会った短い時間の中で人生の荷物を、丁寧に運んでもらい、整理してもらい、軽くしてもらった事実がある。それはラルストン自らが生かされている中で自分が希望して追行していった副業?であった。いや、こちらが実は本業で乗客の荷物運びが副業だったかもしれない。今あなたのそばにラルストンが居たなら、きっと言うだろう。
「ところで、あなた様は感謝のお祈りをささげておられますか?」と。 『主に感謝するのは、良いことです。聖書 詩篇92:1』この時代、苦しいこと悲しいこと、痛みは多い。でも、今この瞬間『感謝の祈り』をささげられたらHAPPYだ。続きは、また、明日・・・。
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