ローザ・ボナールのHAPPY その3

5月24日(日)晴れのち曇り
『与えられた才能に純真な気持ちで向き合えることは素敵なHAPPY。』実祝プランニング語録
お金も払わず、逃げずにロザリィのためにモデルになってくれた馬に感謝して、ロザリィは喜んで馬を描いた。馬を描かなければならなかったのだ。請求書も受け取らずに、ロザリィために唯一専属のモデルになってくれた、ロザリィの希望したHAPPYな「生き物」であった。1800年代、男性画家でも、風景画、人物画、宗教画、静物画を描く画家は多かった。しかし、繊細かつ躍動的な画法で馬をモデルに描く画家は少なかったと思う。そしてロザリィならではの『女性らしいタッチ』がある。馬のショウや、荷馬車、馬に乗った人を多く描いている。また羊の群れや野生の鹿も見事なデッサン力の中に美しい色使いがされている。
神様はロザリィに神が与えた才能を、ロザリィがどんな心で向き合うかご覧になられたと思う。
ロザリィは、純真に絵を描くことが好きで、絵を愛したのだと思う。
私は神が馬をロザリィにモデルとして与えたのは、その後のロザリィの才能が最善最高の形で花開く準備をされたのではないかと思う。男性画家でも厳しい世界だ。男性画家と同じ絵を描いて、たとえ優れた絵であったとしても、妬みや圧力がかかるかもしれない。ロザリィがそれらに抗議し立ち向かえる性分で無い事は、ロザリィを造られた神はロザリィ以上にご存知だろう。馬を題材にしている画家は少ない。他の画家が題材に選ばない馬を愛し描くことで更にロザリィの才能が際立って見えたはずだ。そして何を描こうか迷う時間を費やさず、そこに打ち込めるHAPPYな環境が見事に整えられたわけである。『悲しむ人は幸いです。その人は慰められるからです。聖書 マタイ5:4』
ニューヨークのメトロポリタン美術館には堂々たる風格をもって展示されている馬の絵があるという。これこそロザリィの画家としての素晴らしさとHAPPYさを知らせた絵である。
題目は『市場の馬』・・・・毎日毎日、ロザリィは市場に通い、馬を描いた。その絵はいまだに色あせず、多くの人の心に感動を残している。ロザリィは絵を通し、苦労があっても私たちを造られた大きな存在は必ず祈りに応え助けを下さるという、HAPPYと今でも励ましを語っているように思う。続きはまた、明日・・・。
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