エセル・マーマンのHAPPY その4

5月17日(日)曇り後雨
『本気で思いやり顧みる心は、人の人生をHAPPYにパワフルに転換させていく。』
実祝プランニング語録
エセル・マーマンの真実な心と行為に助けられ励まされたビル。
マーマンは、ビルと同じ立場に立って、悔しがり目に一杯涙を浮かべて悔しがってくれた。
ビルには嬉しかっただろう。他にも見ていた大人は多かったはずだ。しかし、本気で一緒に悔しがり、励ましてくれたのは、マーマンとその御者のマイクだけだった。
ビルはシルリアンズの会員に語った。
『私の辛い経験は良かったHAPPYでもありました。今では感謝さえしています。
 あのバラの花を持って目に一杯涙をためて、市電を追っていったマーマンは、私が世間と人間を 憎み続けて生きていく危険から、本当に救い出してくれたからです。』と。
この出来事がなければ、ビルは完全にぐれていたことだろう。立派な編集長になることも無く、才能は世に生かされず、人間として心が死んだ状態で、生き続けただろう。シルリアンズも生まれなかったかもしれない。

マーマンは勿論自分を売り込むためにしたのではない。ぐれかけていた10歳のビルには大人の紙一重の部分の真実さ、卑怯さは十分見抜く力を持っていたはずだ。また、比重からして卑怯さを見るところから始めていったはずだ。そのビルの心を、悔しさと悲しさで泣いている最中に、「真っ直ぐ生きてみよう!」と転換させたのは奇蹟だ!マーマンの心と行動はそこまでビルの心を揺さぶり、ほぐし、癒し、更にHAPPYなプラスのパワーさえ与えたのだ。
マーマンが本気で少年ビルを思いやり顧みたからだ。

『自分のことばかりでなく、他の人のことも顧りみなさい。聖書 ピリピ書2:4』今は悲しいかな、どんな立派な肩書きを持っていても、自分の野望のために人を陥れ、踏みにじる人が増えている。そしてその姿に気付いておられない。とても悲しいことが起きている。
本気で思いやり顧みる心と行動こそ、人の人生をHAPPYにパワフルに転換させていく奇蹟を起こす事ができる。続きは又明日・・・・。
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