支えるHAPPY その13
5月6日(水)曇り
『心からの献げものは多くの人を支えHAPPYにしていく。』
実祝プランニング語録
アメリカのデパート王と言えば、1838年7月11日生まれの「ジョン・ワナメーカー。」ところが、ジョン・ワナメーカーの少年時代は貧しかったらしい。
ジョン・ワナメーカーは小さな頃から教会に通っていた。
その教会の建物が、随分と古くなり新しく建てることが検討された。しかし、多大なお金が必要だ。まして教会ともなると、献金でそれがなされていく。多くの人が渋った。
その時、少年だったジョン・ワナメーカーが、隅のほうから声をだした。
『僕はお金はありません。でも、レンガでよければ、ぼくはレンガを献げます。』と。
ジョン・ワナメーカーは、お父さんから土をもらって、自分でレンガを作って教会にもっていった。
彼の姿に感動した多くの大人が、協力を約束し、HAPPYなことに新しい教会堂の献堂に至った。
ジョン・ワナメーカーは、世界で初の百貨店を創設した人である。今では高層ビルは珍しくないが、当時17階建てのビルは、画期的なことだった。
新しい会堂が建ったとき、そこの牧師は少年ジョン・ワナメーカーのレンガの献げ物が大きなHAPPYと力になったことを、皆に褒めた。それは、ジョン・ワナメーカーを英雄にするのでも、誰かが威張るのでもない。喜びとHAPPYを皆で分かち合ったのだ。
『善意の人は祝福を受ける。自分のパンを寄るべのない者に与えるから。聖書 箴言22:9』
形や物だけでなく、心からの献げものは多くの人を支えHAPPYにしていく。
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