支えるHAPPY その12

5月5日(火)曇り
『苦しみの中から生まれた力とHAPPYは本物。』
実祝プランニング語録
アメリカのニュージャージ州ブリンストンに1898年4月に生まれたポール・ロブスンという黒人歌手がいた。父親は奴隷の出であった。
1952年には、「スタリーン平和賞」を受賞した。
黒人達が受けていた状況にはとても憂いて、人類の尊厳をいつも訴えていたと言う。
彼の人生には色んなことがあったらしいが、演奏会に最初に『黒人霊歌』を持ち込んだ歌手でもある。
あるとき、ニューヨークの野外劇場で歌を歌う機があった。多くの観客が集まってきたが、そこにトラックが停まった。何人もの男性が降りてきては、歌を止めさせるように悪態をついた。石を投げて、集まっていた観客さえ追い返そうとした。
そこにポール・ロブスンは堂々と舞台上に現れた。
『私がポール・ロブスンです。皆さん、私は平和の歌を歌います!』
騒ぎの中、彼はピアノ伴奏とともに平和の歌を、HAPPYに歌った。いつしか、悪態をつきにきていた男性達は去っていった。
武器ではなく、信仰の賛美歌で、戦った。
黒人霊歌の多くは、信仰の歌である。苦しい生活と、人間としての尊厳を踏まれるような出来事の中、神への喜びとHAPPYを探し、見つけ、希望と祈りをこめ、創られた歌である。
多くの黒人の人達は苦しい中でもHAPPYと喜びを、苦しみの中に与えられる救いを、いつも心に届けてくださる存在を見失わなかった。力ある歌は、長い年月を経てもいまだに多くの人達の心を支えている。『さあ、主に向って、喜び歌おう。われらの救いの岩に向って、喜び叫ぼう。聖書詩篇95:1』苦しみの中から生まれた力とHAPPYは本物だ。
Copyright2009 実祝(みのり)プランニング

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