支えるHAPPY その4

4月27日〈月)晴れ
『慈しみ養われて進めた恵みをHAPPYと感謝する時、次の1歩が始まる。』
実祝プランニング語録

さて、キャロルが14歳の時片足を事故で失った後、自分に残されたよきものを、HAPPYと見失わずスキーを習っていった続き。
キャロルは言った。『ひざが使える人は、義足をつけて滑れるのだけど、私は膝から下を切断されていてもひざが使えない状態だったの。だから、私のような者は、松葉杖に似たアウトリガーという物を使ってバランスをとって、1本のスキー板で滑るの。』
パラリンピックが確立される以前だったが、大回転・フリースタイル・滑降などの競技が行われていた。スキーを始めて4ヶ月というキャロルだったが、『楽しむだけでいいからレースに出たらどうか?』と背を押されたお陰で、障害物と大回転競技に出場できたと言う。自分よりひどい怪我をした人たちとも出会った。半身不随だけど、手を使い、両手を長靴に入れて足が邪魔にならないように両足を前後に振りながら滑るA級のスキーヤー。また、目が見えない人も指導員が後ろから滑ることで道を教えもらい、滑りを楽しんでいる姿を見たという。その人たちと知り合え励ましを受けたことが人生で素晴らしくHAPPYなことだったと。
キャロルの父は牧師だったが、キャロルが苦難の中で、聖書の言葉に支えられ、素晴らしい友達に支えらて来たことを誇りに思ったと言う。
こんな言葉がある。『あなた〈神)の恵みを私は楽しみ、喜びます。あなたは、私の悩みをご覧になり、私のたましいの苦しみを知っておられました。聖書』
現実を受け入れ、新しい1歩を踏み出すのは、今与えられていることを、楽しんで磨いていくことだと思う。苦労もあるし、3歩進んで2歩下がるならまだ良いほうで、私などは3歩進んで5歩下がってしまう時もある。後ろに下がる時もあるが、3歩進めた事は事実なのだ。慈しみ養われて進めた恵みをHAPPYと感謝し、喜ぶことを忘れないようにお互い励ましあえたら、必ず進み続けられる。続きは又、明日・・・。
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