必要とされる企業

12月6日(土)晴れ 寒い日
今日は、株式会社神島組の、気概をご紹介させていただきたいと思う。社長ご夫妻には、
この件の了承はすでにとってあるので、名前も出させていただく。
西宮にある建設業の会社である。あるとき、「あなたの会社は地域で必要とされている会社ですか?」といわれたことがあったようだ。何があるのかご夫妻で考えたようだ。
この会社は、創業は昭和15年。先代から引き継がれた会社である。
社長の神島昭男氏は、早速、いままでの仕事を、見直す作業に入った。朝五時半には出社して、
いままでの仕事の資料を見て、問題点を全て洗いなおしていったようだ。そして、問題となるのが[振動・騒音・埃]であることに気がついた。しかし、殆どの建設業はそれは仕方がないと、周囲に諦めてもらっていたことであろう。ところが神島氏は違った。これを解決する技術を開発し、それで特許を、、と考えられたわけだ。奥様であり総務部長の神島充子氏はじめ、従業員の殆どが、「そんなことできっこない」と、[何を夢のようなことを、、」と、言って取り合わなかったらしい。しかし、神島氏は毎朝、5時半に出社しては、努力された。そして、ついには、「岩盤堀削日本一」といわれるほどの、特許をとり、「発明功労賞」「発明対象持田発明功労賞」「文部科学大臣賞」等、特許としても価値のある多くの賞まで受賞された。特許もいまや22個もとっている。詳しい内容はHPをご覧になれば、より詳細にわかるので、控えさせて頂く。
何と、無振動・無騒音の岩盤堀削工法まである。まさに、不可能を可能へと、着実に変えてこられた。特許を取って、認められたら、社員も皆も[おおっ~]という具合になるが、それまでは、奥様の充子氏にも、「何をやってるの?」と冷めた目で見られ、まさに孤軍奮闘だったらしい。有言実行がすごい!また毎朝5時半に出社である。これもすごい!しかし、奥様の充子氏もいろいろ言いながらも、ご主人が朝5時半に出る前に食事を用意し準備されたのだから、素晴らしい。そして、苦しいことがあっても、夫婦で支えあっておられる。お2人で一緒に居られる場を見ると、仲がいい。
人間は1人では生きていけない。夫婦でなくても、ささえあう人が必要だ。
そんな人が、家族であれ、友達であれいる人はHAPPYだ。

この神島ご夫妻の姿は、仕事だけでなく、学ぶことが多いと思った。
「地域で必要とされる会社」になるには、「今立っている場でお互いが必要とされる者」であることも、大事でまず、そこからかもしれない。

必要とされる企業” に対して2件のコメントがあります。

  1. 石畳のん♪ より:

    素晴らしい、夫婦の鏡のような御夫婦ですね!
    「健やかなる時も、止める時も」と誓ったのに
    昨日は凄い暴言を夫に吐いてしまいました。(-_-;)

    一晩寝ると大分収まるのですが~~浴びせられた夫は
    今も心に残っているのでしょう。幸い?忘れっぽいので
    消えてることを願いますが・・・さぁ風呂介助頑張ります!

    1. happy-ok3 より:

      石畳のんさま、こんにちは。いつも感謝します。

      素晴らしいご夫妻ですね!

      私も感動しました。

      旦那様に何とは、ご夫婦ですから。(#^.^#)
      お風呂の介助、頑張って下さいね。

      いつも本当に有難うございます。

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