イケメン美容師君のボランティア
11月30日(日)晴れのち雨のち曇り
やっと、美容院にいけた。展示会の前にいきたかったのだが、時間が取れなかった。以前は、決まったところで切ていたが、そこの美容師さんが病気になったこともあり、近場の待たずにすむところに変えた。待たなくていいのだが、どの美容師さんに当たるかは、その日の運とタイミングだ。たまたま、今回は男性美容師にあたった。なかなかのイケメンである。背も180センチ以上あるという。年令は30歳前くらいだろうか。
先日、あるデイサービスの施設の中で、そこを利用している高齢者の方々に美容師さんが、髪を切っている現場に遭遇した。
切ってもらった方々に「切ってべっぴんさんになってよかったね。」というと、皆喜ぶ。すっきりするし、綺麗になる。その話をイケメン君としながら、「美容師は良い仕事だね」と話した。イケメン君は、『自分もこの仕事についてよかった。』という。聞くと少し前まで、両親が事故で亡くなったりした、子供達の施設に、ボランティアで切りにいってたという。それが、この美容室のオーナーの方針だと。素晴らしいと思った。自分たちの技術を
必要としているところに、役立てることを実行するのは、その志がないと続かない。『休みの日にいってたんですわ。』という。月2回の2時間ほどのボランティアだったらしいが、それでも、行き帰りの時間も含めると、半日仕事である。ここの美容師さん全員がそのボランティアに参加するシステムなのかどうかまでは聞けなかったが
イケメン君、若いのに、参加しただけでも、素晴らしいことだ。両親がいない3歳から高校生までの子供達が一緒に暮らしている施設だとか。「でも、甘えたい盛りに両親がいないというのは子供ながら考える事も多く、普通の子供と違うでしょう?」そう聞くと、やはり小学生でも、突っ張ってる子もいたようだ。だけど、髪を切ってもらい、すっきり綺麗になっていく瞬間というのは、そんな子供でも、素直になるらしい。子供らしい素直な喜びを見せてくるという。
「それだけでセラピーになってるんだね。いいじゃん。」というと、『そうならいいですが。でも、僕はあのボランティアで人生観が変わりました。』自分の生き方を根底から見直す機会になったという。ボランティアをしたから人生観が変わるのではなく、このイケメン君が、大事なことに共鳴する感受性を持っていて、それを自分の損得や、利欲をまず排除した中で、大事なことを、取り入れる素直さを持っていたからだと思う。
来月行ったときも、このイケメン君に当たって、その話の続きを聞きたいと思った。でも、こればかりはタイミング。今月このイケメン君に当たったことだけでも、HAPPYなことだった。
ハッピーさんの過去記事を読み始めた時から
このタイトルが気になっていました!(*´ ▽`*)
う~ん、全くタイトル倒れじゃない、そのまんまの
素晴らしい内容でした!イケメン君はお元気でしょうか?
石畳のんさま、こんにちは。いつも感謝します。
今、この美容院には行ってないのです。
ガラス張りなので、外から見えるのですが、今は、時間が経っていますから、このイケメン君も
その美容院にはいないようです。
ボランティアって、人を根底から変えるパワーもあるのですね。(#^.^#)
いつも本当に有難うございます。