失恋が人生を変えた~イゾベル・クーン その1
10月21日(金)
『苦しみから人生を変えられる祈りがあった。』
実祝プランニング語録
祈りの応答は、人間が思うご利益でないことが多い。
そして、苦難の時に、祈りの応答が素晴らしい形になって現れる。
イゾベル・クーンという宣教師がいた。(1901~1957)
彼女は、若い頃女学校を卒業したら好きだった男性と結婚が決まっていた。2年間つきあったらしい。
ところが・・・その男性が別の女性とデートしている現場に遭遇してしまった。
つまり、イゾベルは婚約者に二股をかけられていたのだ。
純粋な彼女は本当に傷ついた。
勿論、結婚は取りやめになった。
その後、イゾベルは悩む中、精神的に不安定になり夜が眠れない日が続く。
それを半ばやけになって勉強に向けるのだが、心身共に参っていた。
急な裏切りに自分がどうして良いのか分からなかった。
ある夜、父親がベッドのそばにきて祈ってくれた。しかし、その心配してくれる祈りにさえ、「お父さん、その祈りはこの部屋の上を突き抜けることはないの。」と。つまり神には届かないんだと。
その後、彼女は自殺をしようと思った。ところが劇薬の瓶を持ったとき、父親が寝言でうめく声を聞いた。はっと我にかえった。
「自分に優しくしてくれて心配してくれるお父さんに自殺で応えるのか?」
急いで部屋に戻った彼女は久しぶりに祈った。「不安を平安に変えてください。神という存在がおられるなら、私にわかる様教えてください。」と。
その夜、彼女は数年ぶりにぐっすり眠ることが出来た。
そしてこれが、彼女の行く手を変えるきっかけになった。
ずっと詩篇の86篇を見ているが、
ダビデ王も苦難の中で祈りの中から平安を受けた。
『主よ。神々のうちであなたに並ぶ者はなく、あなたのみわざに比ぶべき物はありません。詩篇86:8』祈るという事は、心に平安をもたらしてくれる特効薬かもしれない。
また、隠れて二股をかけるような男性と知らずに結婚していたら、もっと彼女の人生は辛いものになっていただろう。
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尼崎ベンチャービジネス研究会ホームページhttp://ama1975vb.com/
ホームページのトップページに、メンバーによる、励ましの小さなポスターをPDFで掲載。
10月にNO.13「神の月」を掲載。
同じく被災した立場から、想いをこめて創られたようです。
また10月に「コーヒーでホット」をも掲載
どうか、用いて頂ければ、幸いです。