知識は生き物
6月19日(日)
『本当の知識は生きて働く。』実祝プランニング語録
知識を持つことは大事だが、単に知識だけが増えて、人としての大事な部分での成長が出来ていないと、残念なことにしかならない。
宗教家といわれる人の中にも、ある牧師さんが他の牧師さんたちが書いた内容の本に、カッターを入れて切り、ある女性に送りつけるということがあった。
そこには多くの人達の汗や労、思いやり、神の言葉さえ切り刻んでしまう残忍なことをされている、という事にすら気がつかなくなっている。
その牧師さんは、多分、何十年も前に起きた、家族、友人、周囲の人達への妬みや怒り、憎しみなどが未だに解決されていなくて、何かあると陰でそのような行動に出てしまうのだろう。悲しいことだ。
エゴが大きく生き続けて・・・。残念なことだ。
さて、そんな変な牧師さんばかりではない。カッター入りの本を送られてきた人に、全く別件の事柄で、偶然、別の牧師さんが聖書のみ言葉を贈ってこられたという。
それは「主を恐れることは知識のはじめである。聖書 箴言1:7」という言葉。
同じように聖書の言葉を学んでいて知識はあっても、牧師さんによってこのような差が陰で出てくる。
やはり大きな存在にはすべてが見えている。
他の宗教でも同じだろうが、大きな存在を大事に思い、敬う事は「~をすることが正しい。」という事を理論で語るより、心と魂の部分で理解できてしまう。
そして、それらが生活の中に息づき、姿を通し教えていけるのだ。
私達がどのような思いでどのような行動を取るかは、自由だが、勉学の知識だけでなく、本当の知識という中にある、良きこと、思いやり、愛情が毎日の中で実証できていくことが、素晴らしいのだろう。
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