勝つことより大事なこと
2月14日(月)
『勝つことが大事な事ではない。』実祝プランニング語録
明治大学のラグビー部監督の北島忠治監督は、いつも「正々堂々と戦え!」と教えていたという。
ひじで相手を押したり、ジャージーを引っ張ったりするようなプレーは、好まなかったと。
教え子でラグビー部の松尾雄治氏によると、「監督からは勝て!とは1度も言われたことが無い。」と
しかし、スポーツなので、選手達はやはり勝ちたい。
監督は選手の手抜きは大嫌い!
強くても汚いプレーをする選手は、試合には出さない。グランドを大事にし、神聖なるものと位置づけていたので、ユニフォームではなく私服でグランドを横切るような選手には「出て行け!!」と言い、「選手クビ」にしたとか。
あるとき、対戦相手の大学が時間になってもグランドに現れなかった。
不戦勝という結果になったのだが、1時間遅れて、相手側が到着した。
聞くと、事故に巻き込まれ、移動がストップして身動きが取れなかったらしい。
北島監督は、その事情を聞くと不戦勝を取りやめてもらい、その時間から試合を開始させてもらったという。
ところが、この試合は、明治大学にとっては、苦しい戦いとなり、一つ間違えば、負けるところだった。
何とか勝てたから良かった。選手は皆、冷や汗ものの試合だった。
勝つことだけを頭においていたなら、どんな理由にせよ遅れてきた側は不利だ。不戦勝という結果に泣いても仕方がない。しかし、ここでも人間として、正々堂々と事を見極められた。本当に素晴らしい!!!続きはお楽しみ!
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