クリスマスのバラの奇蹟 約束を守る
1月5日(水)
『命をかけて守った約束は尊い。』実祝プランニング語録
すべての草花が枯れているエービット修道院の薬草畑に、アボット・ハンスが握り締めていた球根から、花が咲いた。
修道僧たちにも、それが、ジョーインゲの森に咲く奇蹟の花だということがわかった。
平修士はその花を自分が摘んでアプサロン大司教のところに届けてもよいか、修道僧たちに聞いた。
「アボット・ハンス院長のお供をしてジョーインゲの森に行った者が届けたほうが良い。」という返事をもらい、すぐさま平修士はアプサロン大司教のところに旅立った。
花を差し出すとアプサロン大司教は、幽霊にでも出会ったように驚いた。
「ジョーインゲの森の奇蹟は本当だった。アボット・ハンス院長は命をかけて約束を守った。私も約束を守ろう。」
そう言うと「泥棒一家の釈放の手紙」を書き平修士に託けた。
平修士は、その手紙を持って、泥棒一家が住むほら穴に向った。
ほら穴にやっと、着いたその日は何とクリスマスの日だった。泥棒一家はまだ、ほら穴にいのか?
続きはお楽しみ!
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