心を励ます賛美歌 リボン その2
3月18日(木)晴れ
『良い歌は、時代を越えても人を活かす。』実祝プランニング語録
ジョン・リポンはコレクターでもあった。
しかし、リポンのコレクションは230年以上経った今でも、リポン個人の所有にとどまらず多くの人々に力と励ましを届ける結果になっている。
なぜなら、リポンのコレクションは、「賛美歌」だったからである。
リポンはイギリスのロンドンで大学生活を送っていた。その時に自分が「これは良い。」と思える賛美歌を友人達にも協力してもらいつつ集めていた。
彼が「これは良い。」と思った内容の讃美歌とは、God Spell=神の言葉が大事に込められている賛美歌であった。
そしてコレクションした賛美歌を1冊の賛美歌集としてまとめた。それが「リポンの賛美歌集(1787年)」である。
書かれている詩をリポンは大事にした。歌は言葉を発する。
言葉は「ことだま」として自分や周囲に良くも悪くも影響を及ぼすからだ。
今では「音楽療法」と聞けば、音楽によって人を活かし励まし、慰め、癒すものだと言う認識が一般的であるが、1700年代後半にリポンは「賛美歌によって、正しい教育を。」と考えたのである。
日本では賛美歌284番。昨日は1番の歌詞を紹介したが、今日は簡単な意味を紹介したい。
「賛美歌284番:1節=主の尊きみ言葉は、我が命の基いなり。頼る我は安けしや。世にまたなき、み言葉よ。」
{神の言葉は聖書に記されている。その言葉はとても尊いものだ。私の命、心を支える根底の基盤でもある。そのみ言葉を信頼する私は心に平安が宿る。
単に人間の良い教えと言う枠にとどまらず、神のみ言葉は神から発信しているため、人の力に及ばない大きさ深さを持つものだ。}
また、教育としてだけでなく、戦争中も死と隣り合わせになる人々に、恐怖に襲われている人々に、力となり慰めを届ける歌として、大統領が激励歌として兵士達に届けられた歌だった。人に届けるだけでなく自分にも同じ歌を心に据えることが出来た。
続きはまた明日!お楽しみに! ★★★Copyright2010実祝プランニング※アダルト的内容とは一切関係がないのでそのようなコメント及び不適切なものは遠慮をさせて頂きたくお願いいたします。