アドべント その6 マルトゥインの変化
12月4日(金)晴れ
『心の闇に光が照らされると、その人自身が変わる。』実祝プランニング語録
新約聖書を読み出したマルトゥインは、読み始めてみると、心がとてもすっきりしたのが自分で解るようになった。
マルトゥンはカピト-シカが召される前までは、教会に通っていたのに、聖書を読む事はしていなかったのだ。
マルトゥインは、毎日読むようになった。時にはランプの灯油が燃え尽きているのさえ、気がつかず、読んでいることもあった。
そして、祈りつつ、真剣に読めば読むほど、神様は自分に何を、お望みになっているのか、巡礼者が言った、神様のために生きるとは何かが、少しずつ、解ってきた。
暗かった心に光が灯されたようだった。以前のマルトゥインは、床に入ると、妻やカピトーシカのことを思い出して、ため息ばかりついていた。
二言目には「神様早く死にたいです。」とそんなことばかり言っていた。ところが今は、「神様、あなたに栄光がありますように。あなたの御心が行われますように。」そのような祈りに変わってきたのだ。
そして、生活そのものも変化してきた。以前は休みの日には、安い食堂に言っては、お茶を飲んだり、お酒を飲んだりしていた。そして、その後は知り合いと飲む中、くだらない話しに加わっていた。
勿論、くだらない話しの後は心が軽いはずがない。
ところが今は、生活そのものが、心静かで、楽しいものに変わった。お酒も飲まなくなり、くだらない話しにも加わらない。
新約聖書を読めば心が、澄み切っていくのが自分でも解る。すると、気持ちが明るくなり、良い循環が生まれだした。さて、マルトゥインはこの後、どうなっていくのか?もう悲しい事はおきないのか?
続きは明日のお楽しみ・・・。★★★★★★★★★アドベントともににその関連からHAPPYを見つけていきたい。同じみ言葉から、様々なことが示される。
『詩篇43編3節・どうか、あなたの光とまことを送り、私を導いてください。あなたの聖なる山、あなたのお住まいに向って。』神を単なるご利益のために利用してはいけない。神の光は神の言葉の中から、見つけられる。その言葉が、心の大切な部分に入ると、知識の理解ではなく、神の啓示がある。心で理解しだすと、物やお金では得られない、喜びが湧き出す。心が輝きだす。心が輝くと、行動も自然と変わってくる。