光の天使のHAPPY 聖ヨハネ・ボスコの黒い犬
9月13日(日)晴れ
『天使はどんな姿にも形を変え、守りに来る。』実祝プランニング語録
マザー・テレサは女性だが、男性の司祭で貧しい青少年達のために尽くした人がいた。
マザー・テレサ(1910年~1997年)より95年前に生まれた、ジョヴァンニ・メルキオッレ・ボスコ(1815年~1888年)である。ヨハネ・ボスコというのはジョヴァンニを日本のキリスト教式の呼び名で呼んだものである。
また、一般的に彼は、ドン・ボスコと呼ばれることが多い。マザー・テレサのマザーが指導的な修道女への敬称であるのと同じように、ドンというのはイタリア語で司祭への敬称である。1814年に司祭になったが、ヨハネ・ボスコは最も貧しい青少年達のために自分の生涯を捧げる決心をした。ヨハネ・ボスコが貧しい青少年達のところに行くには、危険と思われる道を歩かなければならなかった。その道には多くのガラのよくない、ごろつきと呼ばれる人達がいた。全く関係のない人をも、襲うのだ。
ヨハネ・ボスコは何度もそのような人達に襲われそうになった。しかし、その度ごとに、大きな獰猛そうな黒い犬が、ヨハネ・ボスコの傍に何故か現れたという。そしてヨハネ・ボスコに付き添うように、一緒に歩くのだ。
周囲のごろつき達は、その黒い犬に恐れを感じて、手だし出来ない。しかしヨハネ・ボスコが飼っていた犬ではなかった。
そして、ヨハネ・ボスコが安全な場所まで来ると、その大きな黒い犬は姿が消えると言う。
なぜなのか、どこからその黒い犬が来るのか全く不思議だった。天使が形を変えた姿で現れたのだと、多くの人達は言う。 『主は私たちを敵から救い出された。その恵みはとこしえまで。聖書詩篇136:23』ごろつき達が一目見ただけで恐れを抱く、獰猛そうな黒い犬だった。
もし、この犬が一見おとなしそうな犬であれば、ごろつき達は犬に向っていったことだろう。そうなれば、犬によってけが人が多数出たことだろう。それを避けるためにも、獰猛そうな黒い犬の姿をしていたのだろう。しかし、いつの間にか現れて、消えてしまうとは、不思議なことだ。
続きは、明日のお楽しみ・・・。
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