聖・クリスト・フォルスのHAPPY その9
9月1日(火)晴れ
『他人の荷を心から担えるHAPPY。』
実祝プランニング語録
平和の君は優しく言葉を発した。「ホ・フエロォーよ。私は目に見えなくても、いつもあなたと一緒にいる。あなたは、毎日毎日、忠実な心で弱った旅人、困った旅人を励まし、この川を人だけでなく、荷物までもって優しく、そしてしっかりと運んでくれたではないか?それはわたしにしてくれたことである。わたしに仕えてくれたことである。
わたしは、ホ・フエロォー、あなたの地味であっても誰が見ていなくても、忠実に誠意を持って仕えてくれたことをあなた以上に知っている。あなたは、すでにわたしの忠実なしもべであった。」 ホ・フエロォーは言葉が出なかった。身体は嵐の川を渡り冷えているのに、出てくるのは熱い涙だった。
ホ・フエロォーはそこに跪いた。
ホ・フエロォーの名は平和の君からの命名によって「クリスト・フォルス」になった。
「クリスト・フォルス」というのは、ギリシャ語で[キリストを担う者]という意味である。 「クリスト・フォルス」はその場で神を称え、感謝し祈った。
祈り終え目を開けると、嵐は止んでいた。そしてそこにいるのは自分だけであった。
ゆっくりと立ち上がり、杖を拾い上げると、杖からは葉が生え花が咲いていた。 『わたしが選ぶ人の杖は芽を出す。聖書民数記17:5』 ホ・フエロォーは驚いた。
「杖は枯れた木であるのに、なぜ、杖から芽が出て花が咲くのか?」この後、ホ・フエロォーはどうなっていくのか?
続きは、また、明日のお楽しみ・・・。
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