サービスのHAPPY その1
3月17日(火)晴れ
『サービスはマニュアルを超えた{HAPPYな心}がついてくる。」
実祝プランニング語録
普段何気なく、受け取っているサービスが、沢山ある。
15日〈日)にいかなごを、何箇所かに送った。昨日、夜戻るとお送りした中の1件の87歳になられる老婦人が、「どこからきたのか、わからない。」と受け取られてない旨を、運送会社の方が心配して、電話とFAXを入れてくださっていた。うっかりして、私は名前をフルネームで書いていなかった。心配はしたのだが、電話を入れておけばよかったのだ。直ぐそこのおうちに電話した。87歳の老婦人は、もうお身体も弱ってご親戚の方と一緒に生活しておられる。私もよく知っている、ご親戚の方が電話に出られ、「あなたからのものなら、喜んでいただきます。」と。私は早速運送会社にも連絡をいれ、事情を話したら、安心してくださり「でも配達は、もう9時を過ぎているので、明日の配達になりますよ。」と。私は『十分でございます』と、お願いした。
9時半頃、電話が鳴った。ご親戚の方からだった。「いまね、運送会社の方が、近くまできたので、と届けてくださったわ。こんな時間に、その上2回もきてもらって、ありがたいわ。めずらしい、いかなごのくぎに、有難うございます。おばあちゃんもそばにいますので、代わりますね。」皆でHAPPYと喜んでくださった。
私は、頭が下がった。時間も遅くなっていたし、その運送会社は、そんなに小回りをきかせるのは、難しいところなのだ。そして、私の事も多少は知っているので、何が起きたのだろう、と本当に心配してくださったのだ。
サービスは思いやりだなあ、と痛感させられた。そしてサービスは人に暖かいHAPPYを与える。
何かを贈ることも受け取ることもHAPPYで、どちらも相手の心を尊んでいる素晴らしい賜物だ。しかし、仕事とはいえ、それを届けてくださるところがあるから、その贈り物が活きてHAPPYなものになっていく。仕事に汗と心をこめたサービスは、地味であっても、大きな価値がある。昨夜は、そのサービスが何人もをHAPPYにしてくれた。まして夜遅くの対応だったのだ。サービスはマニュアルをはるかに超えた「HAPPYな心」がついてくる。
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