思いやりのHAPPY その2
2月26日(木)晴れ
「思いやりは身体と心で示していくHAPPY」
実祝プランニング語録
何年も前のことだが、「花ちゃん」という犬とHAPPYな出会いがあった。
ある、雨風の強い日、どうしても足りないものがあって、私は近くのコンビニに行った。
入り口のところで、ある老婦人が、白い犬を連れて立っていた。
買い物を済ませ出ようとしたら、マダ、居られる。気になって『どうかされましたか?』と声をかけてみた。すると、「買い物にきたんだけど、犬を連れては入れない。お天気がいいときなら、若い子たちが買い物にきていて、犬を見ててくれるけれど、今日のようなお天気の夜は誰も居なくて、、、。」といわれる。
『では、私が、犬を見ていましょう。この子のお名前は?』「花ちゃん。あなた、犬はお好き?」
『飼った事はないんですが、犬には何故か好いてもらえるので、多分大丈夫と思います。』
「じゃあ、お言葉に甘えてお願いします。」『花ちゃん、仲良くしてね。』と、花ちゃんと一緒に座って待っていた。この花ちゃん、頭が良い。おまけにすごい美形だ。無駄吠えも一切しない。全身真っ白なので、多分紀州犬であろう。
座っていると、花ちゃんは私に甘えて甘えて、寄りかかってくる。でも、この子は賢いから、普通では気を許す人は少ないはずだ。自分はどんな人に飼われて、何をしないといけないのか、十分すぎるくらい把握しているからだ。さてコンビニから出てきた、老婦人が驚いた。「まあ、、、花ちゃん、、、甘えてくつろいじゃって、、。」と。すると、いつもの花ちゃんに戻って、老婦人をしっかりガードして帰って行った。自分はこのご主人様を守り、護る仕事があるんだということをしっかり自覚している。引っ越した後は、私はそのコンビニには寄ることがない。
でも、動物でさえ、心と身体で、思いやりと誠意を示している。花ちゃんに出会えた事は今でもHAPPYな思い出だ。人間の思いやりや誠意は、どうだろう?時々、花ちゃんのことを思い出す。
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