愛は心を癒す
11月30日(日)
『思いやりは、1番素晴らしいプレゼント。』 実祝プランニング語録
イギリスであったお話し。
郵便局員のフレッドという男性がいた。
フレッドの仕事は、宛先の住所が間違っていたり、文字が読みにくく
配達が困難になる郵便物の処理。
フレッドには妻と娘、そして幼い息子がいて小さな家に住み、
しかし、家庭は穏やかで優しい空気に溢れていた。
ところがある日、息子が病気になり、天に帰ってしまった。
ちょうど、5月の新緑の季節だった。
この日から、フレッドは、仕事場でも家庭でも、ほとんど言葉を出さなくなった。
無表情になり、妻の語りかけにも応じなくなっていった。
そういう状態が何か月も続いたが、その年のクリスマスを
目前にした日に,転機が起きた。
仕事場に「北極地のサンタクロース様。」という宛名の手紙があった。
勿論、配達は出来ないし、鉛筆でたどたどしく書かれた宛名は
どこかの子どもが書いたと想像できた。
差出人も書かれていないので、何とかしてあげようとフレッドは封を開けた。
そこには、かいつまむと、こんな内容が鉛筆で書かれていた。
「サンタクロース様
わたしのいえは、とてもさみしい いえになりました。
サンタさん、わたしにはプレゼントはいりません。
でも、あなたが いえに来てくれたら、
弟のおもちゃをおいておくので
それを天国までもっていってください。
弟はいま天国にいます。
おもちゃがあったほうがたのしいです。
それと、お父さんにはプレゼントをください。
お父さんへのプレゼントは、弟が天国に行くまえの
お父さんにもどしてくれることです。
マリアンからのおねがい。」
「あなたに出会う人がみな
最高の気分になれるように
親切と慈しみを込めて人に接しなさい
あなたの愛が表情や眼差し
微笑み 言葉にあらわれるように
するのです
その名前は娘の名前だった。
妻と娘は毎日、自分を励まそうと努力してくれていた。
自分の事しか考えられていなかったとフレッドは涙とともに後悔した。
勿論、その日の夜からフレッドは、以前にもまして優しく明るい
フレッドに,素敵なお父さんに、夫に、生まれ変わった。
まず、家庭の中で思いやりを示すフレッドに。
思いやりは、自分のことよりも、他者への{どうぞ}が
本気で出来る事かもしれない。
今日も皆様がhappyな気持ちで、
素敵な笑顔で過ごせますように!
GO!
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