優しい響き

8月12日（火）

『優しい言葉は深く響く。』実祝プランニング語録

またまた、某スーパーでの出来事。

最近は、スーパーも夜遅くまで開いている。

3歳くらいの男の子が、買い物を済ませた

お母さんのそばで、買い物カートに乗っていた。

お母さんは忙しそうに、買ったものを買い物袋に入れていた。

男の子は買ってもらったばかりのお菓子を手にし

カートの上で足をばたつかせている。

その時、持っていたお菓子を箱ごと床に落としてしまった。

お母さんの怒った声が飛ぶ。

「もうぅ～～何をしてんの！」

ところがお菓子を拾うより、買ったものを移す方に忙しい。

丁度私はそのそばにいたので、お菓子の箱を拾って

男の子に「はい、どうぞ。」と渡してあげた。

お母さんは「あっ、すいません。ありがとうございます。」

「これっ、ありがとう言いなさい！」

男の子は、恥ずかし嬉しという表情で、ただ、私を見つめていた。

この子は、多分、いつもやんちゃをしては、お母さんに叱られて

叱られ、怒られる回数の方が多いのかもしれない。

見ず知らずの人から優しくされることも

この男の子は、まだ少ないのかもしれない。

「やさしい言葉は

　簡単に言えるかもしれない

　でもその響きは
　
　実に永遠だ

　（マザー・テレサ）」

あの男の子が、これから

ありがとうを沢山言える人になることを願う。

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2014年8月11日