どんなことにも最善を尽くす
6月10日(火)
『実力がついていく人は逃げずに立ち向かう。』実祝プランニング語録
栃木県で8年半前に、有希ちゃんという小学一年の少女が命を奪われた。
犯人がやっと捕まった。
有希ちゃんのご両親は、大きな深い悲しみが続いておられた。
さて、有希ちゃんの位牌に関してだが、
私は仏教の儀式には詳しくない。
ご住職が、普通はそのお寺では、
一年ほどで「お焚き上げ」をする位牌を
有希ちゃんの位牌だけは、犯人が捕まるまでは「お焚き上げ」をせず
大事にされて、毎日その位牌の前で、祈られていたとか。
命の重さと、ある意味では命を無念にも奪われたことへの
ご住職の祈りの戦いだったように、私は感じた。
毎日、毎日、命を尊び、ご両親の無念さと悲しみが
解決されるように、犯人が見つかり、事実が解明されることを
真剣に願って。
では、宗教家だからこういうことができるとも限らない。
その命と魂のため、どれだけ愛の祈りを捧げられていたか?
その姿勢が問われるのだと思う。
有希ちゃんの為に祈られたご住職の祈りは、知らない人のほうが多かった。
けれど、やっと事件の解明ができたとき、
陰での愛の善い祈りの努力も、浮き彫りにされてきたのだ。
「ちっぽけに見える仕事にも
ためらわずに最善を尽くせ。
それらを一つ一つこなしていく時に
実力がついてくる。
(デール・カーネギー)」
ちっぽけな仕事などない。
大事なことから逃げ、避けていくと、外見の形しか残らない。
そして、形を変えては、同じ善くないことが繰り返されてしまう。
悲しいことを繰り返してしまっている事実にも
気づけなくなっていることは、
また悲しいことが引き寄せられてしまう。
逃げずに、しんどくても対峙することのほうが素晴らしい。
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