才能プラス愛
5月1日(木)
『愛は才能も心も磨いてくれる。』実祝プランニング語録
ついこの間の出来事であるが、サッカーの試合で、
バルセロナのダニエル・アルヴェス選手に対して
観客席からバナナを投げた人がいたという。
なぜ、バナナを投げたことがここまで問題視されるのか?というと、
「差別&侮辱」という」意味を持つからである。
バナナは猿の大好物。
アフリカやアジア系の人たちに対し、猿と同じだ、ということを
バナナを投げることで表現するからだ。
失礼なことである。
投げた観客は、今後、無期出入り禁止を言い渡されたとか。
スポーツ観戦とは、応援である。
一生懸命プレーしている選手に応援どころか、差別や侮辱、というのは
何とも心も愛も小さすぎる。
「愛なくしては 何人も
優れた才能を持っている人でさえ
幸福ではあり得ない(ヒルティ)」
しかし、ダニエル・アルヴェス選手はこの侮辱に
笑ってバナナを食べることで、応答した。
普通なら怒って喧嘩になっても、文句は言えない。
大きな心を持つことは、愛を広げていく力でもある。
差別はイジメと同じようなもの。
その根底には、嫉妬が渦巻いていることが多い。
嫉妬は、相手の良きものを妬み、権力や力で相手を抑え込もうとする。
相手の良きものを認める心は、愛につながる。
愛を持つことは、幸福につながっていく「道」なのだろう。
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