癒しに必要なもの
7月4日(水)
『イジメられた子は、頑張った!』実祝プランニング語録
昨年10月、大津市で中2の男子が自殺した。その男子の両親が事実を求めている。
学校の320人の生徒に、イジメについてアンケートを両親がとった。
イジメの実態を正直に書いてくれたのは、13~15人。
13~15人と言うのは、イジメの種類によって、あるイジメには13人が、別のイジメには15人が回答したということ。
5%にも満たない生徒が、それでも勇気を持って正直に書いた。
イジメは大人の世界でもある。
正直に実態を書いた子たちは立派だ。
もし、それが知れると、今度はその子達がイジメの的になる危険もある。
しかし、間違った事に正面から立ち向かう勇気は、どんな偏差値よりすぐれている。
命や魂の尊さを口で説くだけなら、虚しい。
隠蔽や圧力は一見正当化されても、加担した人達は、どこか良心の呵責にさいなまれないのだろうか。
それがまた歪んだ正義みたいなものを見えないところで作り出してしまう。
本質から外れた場所で、上辺の本質を音読しても、本当に哀しい。
人を大事にする、人の命を尊ぶ、この事は、そういことを説く立場の人達が偽善的なことをしていると、表面は誤魔化せる。
しかし、立場と言うのは、責任が伴う。その責任は人からより、宇宙の大きな存在から問われる。
自殺した男子に私は
「イジメによく頑張ったね。辛かったでしょう。
痛かったでしょう。悔しかったでしょう。
お父さん、お母さんには心配かけたくなかったのでしょう。
皆、いじめる子達の報復を怖がって味方になってくれることをためらっていたのでしょう。
君はいじめた子達より、ずっとずっと強かったよ!
それだけの屈辱と痛みに耐えてきたんだから。
お父さんとお母さんは、今でも悲しんでいるから、お父さん、お母さんを
慰めてあげてね。」そう言ってあげたい。
自殺は残念なことだ。しかし、そこまで追い込んでもまだ、心から反省できないなら、多くの人達に今後も新しい傷を作っていく。
その子の将来を断ち切ってしまった事実は、戻らない。
自殺にまで追い込まなくとも、人の良きことや実績や転んで起き上がってなお、頑張ってきた時間を潰す人も、同じかもしれない。
これらを癒すには、何が必要なのだろう?
copyright2012実祝プランニング
尼崎ベンチャービジネス研究会ホームページhttp://ama1975vb.com/
ホームページのトップに、メンバーによる励ましの小さなデザインポスターを掲載。7月に「NO.21太陽に向ってひまわり」
「NO.22よろこびかえるの暑中見舞い」
7月A[七夕」7月B「暑中お見舞い」
7月C「負けるな!中小企業!」を掲載。
17年前、被災した立場から創られています。
JPGでのアップのためブログでは、この画像になりますが、
デザイン 幸せカエルは、http://d.hatena.ne.jp/happy-ok3/20120526
デザイン お父さんありがとうは、http://d.hatena.ne.jp/happy-ok3/20120610
デザイン 雨の励まし 紫陽花はhttp://d.hatena.ne.jp/happy-ok3/20120617
デザイン ジューンブライドは http://d.hatena.ne.jp/happy-ok3/20120623