明るく生きるというお手本
6月20日(水)
『弱くても生きる力と強さをもっている。』実祝プランニング語録
さて、障害を持った、足の爪の無いマメルリハの仔。
先日、足のリングを取ってもらったが、獣医さんの所ではこれを切ることで外すしかないという。
その際、骨折なども起きうる可能性があると。
元気だったのだが、どうやら、ヒビが入っていたようで、次の日骨折してしまった。
発見が早かったので、ギブスをしているが、ギブスをかじるかじる・・・。
数日後ついにギブスはかじられてしまった。
獣医さんに診せると、「ここまでかじる仔は初めてだ。」と。
再度頑強にやり直してもらったが、やっぱりかじる。
様々なところで、障害が出ているが、この仔はブリーダーさんの所に居続けていたら、どうなっていただろうか?
獣医さんに「弱い仔とか、障害のある仔などは、ブリーダーの所ではどうされてしまうのか?」と聞いたが、
「う~ん、・・・どうしているのでしょうね・・・」
この仔は、見た目も綺麗とは言いがたいし、体重も軽く(今19グラム)
知らない人からは「雛」と間違われる。
その上、飛べない。
けれど、うちに来てくれて「ありがとう、大好きだよ!」と毎日語っている。
爪の無い事は承知で、私が選んだ仔である。
ここまで、様々な障害が出てくるとは、思わなかったが・・・。
でもこの仔は1番前向きな気持ちを持った凄い仔だ。
何にでも挑戦するし、ギブスを獣医さんが驚くほどかじる事も、痛みがなくなった証拠である。
私は毎日この仔から、愛情という内面の事実を沢山教えられている。
愛情には損得勘定はない。与え続けることだ。
与えていくには、弱い仔ほど世話も病院のお金もかかる。
明るく、ポジティブに毎日頑張っている(自然にできているところが才能だ)この仔を見ていると、
生きるという事を、言葉を越えた中から教えられる。
弱い分、大きな存在は、明るい性格に造られているのだと思う。
小鳥でも、性格はあるのだ。人間と同じく。不思議な事実である。
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