はきものを揃える尊さ
1月19日(月)
『返事、あいさつ、はきものを揃える尊さ。』 実祝プランニング語録
1月が来ると、私たち被災した者たちは阪神・淡路大震災のことがよみがえる。
さて、将棋の棋士を目指していた青年がいた。
棋士7段の森信雄氏の門下生として、福岡出身の
船越隆文さんは、宝塚のアパートに下宿し、努力していた。
震災は、当時17歳だった船越さんの命を奪ってしまう。
森7段は「自分はもう弟子をとるのを止めよう」とまで悩んだ。
しかし、船越さんの母親が「息子はプロの棋士になりたくて
先生の弟子になったんです。先生が弟子をとらなくなったら、
息子の魂は生き場を失うから、やめないで。」と。
現在、森7段の門下生は、棋士と奨励会員を含めて20名。
森7段が、教える事は技術よりもまず、
「あいさつや、学ぶことを努力する姿勢」だという。
『しつけ三原則
「ハイの返事」
「あいさつ」
「はきものを揃える」
(森信三)』
同じ森だが森信三氏(1896~1992)は日本の哲学者であり教育者。
はきものを揃えない人は、心が乱れていると森信三氏は言う。
どんな事にも、心を整えて向かう事が大事。
さて、森7段の弟子で船越さんの弟弟子にあたる糸谷氏が
昨年は森一門に竜王位に就き、一門初のタイトルを獲得。
船越さんの母親は、兄弟子が居たという証しが残ると本当に喜んだ。
弟弟子たちは船越さんの背を大事にこれからも、
人としての大切な事を失わないで努力したいと言う。
船越さんの魂は今も生きているのだ。
今日も皆様がhappyな優しい気持ちで、
一日を過ごせますように!
GO!
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