明るく過ごす力 その1
12月1日(月)
『今日を明るく過ごす光は明日への幸いを導く。』 実祝プランニング語録
イギリスであったお話し。
ナニーというとても明るい女性が、ある家に
お手伝いさんとして雇われていた。
年齢は還暦を過ぎている。
彼女は信仰心が篤く、どんな時も讃美歌を歌いながら屋敷を歩き回って
仕事をするくらい、いつも朗らか。
さて、この家に幼い息子がいた。
息子は家族が嫉妬するほど、明るいナニーになついていた。
この息子に弟か妹が産まれようとしていた。
しかし、息子は突然の病気で、産まれてくる赤ん坊に挨拶を
することもなく、天に帰ってしまった。
当然、家の中は涙と悲しみと暗い空気に包まれた。
お葬式が終わり1週間もすると、ナニーはこの家族に笑顔を振りまいていく。
家族は、それが気にいらない。
「なぜ、こんな悲しい中で笑顔になれるのだ!」と。
ナニーは、「もうすぐ、この家に新しい命が魂をもって
産まれようとされています。
その大事なお子さんを悲しみの産着で包まれるのですか?
みなさんがその赤ん坊に笑顔を見せなくても、
私は笑顔で迎えてさしあげます。」
この言葉は、家族の胸を打った。
閉めきっていたカーテンを開けて、新しい命を迎える準備をしだした。
「小さな親切 小さな愛の言葉が
地上を天国のように
幸福にする手助けをする。
新しい命のために、気持ちも新しく整えた。
産まれて来た子どもは、やはりナニーになついた。
そして明るい素直な子どもに育っていった。
私たちも、生きていれば辛い事、大事な人を天に送る事、悲しい事はある。
その中で、明るい光のほうに、真直ぐに気持ちを向けて進めば、
明るい今日が、明るい明日が訪れてくる力になると思う。
今日も皆様がhappyな気持ちで、
明るい笑顔で過ごせますように!
GO!
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