傷を恵みに変換

9月22日（月）

『傷を恵みに変換していく。』実祝プランニング語録

昨年、2013年9月1日より動物愛護法の改定によって、ネットでの生体通信販売が禁止となった。

一般のお客様には、実際に見てもらい、説明をうけるという対面販売になったのだ。

しかし最近、対面販売でありながらも、動物を購入した時のトラブルが多いと聞く。

購入し、家族としてお迎えした後、餌を食べないとか、何かがおかしいとか、

様々な問題が飼い主には分かることが多い。

返品をしようとは思わないのだが、販売をしたところからは、悔しくなるような、応対をされ、悲しい思いをされた飼い主もいたと聞いた。

勿論、きちんとしたペットショップも沢山ある。

さて、私の所には、生まれつき障がいを持った小型鳥が居る。

ブリーダーさんからお迎えしたのだが、普通なら

「無償で差し上げます。」と言われても、ノ・ーサンキューと

言うほど、障がいがあった。それらは獣医さんに診せた時に

沢山出てきたのだ。そして、無償ではなく有償である。

現在、2歳半になったが、鳥獣のようだった顔も羽も

綺麗になった。身体は雛のように小さなままだが

私の「宝物」になっている。

「あなたの傷を
　
　知恵に変えなさい

　（オプラ・ウィンフリー）」

お陰で、この仔の為に、様々な工夫をして行けた。

また、同じようなことで悩んでいる方の気持ちも理解できる。

小さな小さな身体に障がいという傷が沢山ある。

その障害に正面から向き合うとき、素晴らしいことが沢山起き、喜びが倍増した。

知恵というのは、道理を判断し処理していく心の働きと、仏教用語では

悟りを導く精神作用、物事をありのままに把握し、真理を見極める認識力。という意味合いを持つ。

愛情とは何なのか？生きていく素晴らしさとは何なのか？

私は、成鳥になっても、雛より軽い23グラムしかない、障がいのあるこの仔から、数えきれないほどの「恵み」を頂いている。

怒りや悔しさを越えて「愛情に変換できていく」、そのことを、本当に教えられている。

私の所に来てくれて、本当にありがとう！いつも、この言葉をかけている。

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2014年9月21日