子どもの躾とは

8月19日(火)

『そばに居る人の影響力は子どもに響く。』実祝プランニング語録

先日、電車に乗ると、皆がゆったり座れる、状態だった。

私は1番前の車両に乗っていた。

そこに、3歳くらいの男の子を連れた夫婦が乗ってきた。

男の子は、運転士さんのすぐ後ろの席に座りたかったようだ。

そこには、すでに70半ばくらいのおじいさんが座っておられた。

男の子は、「ここがいい!!!ここがいい!!!!!~~~~!!!!」

物凄い、大声で叫ぶので、そこに座っていたおじいさんが、

隣の席に移って譲ってあげた。

男の子は「ありがとう」もない。

ところが、走り出すと、運転士さんの背中しか見えない。

今度はまた大声で、すでに人が座っている

景色が見える別の席に座りたいと言い出した。

その声が、半端ではないのだ。

その車両に乗っていた殆どの人たちが、

男の子の我儘ぶりと声に顔をしかめていた。

お父さんは「し~~~。」というだけ。

お母さんは、男の子の隣の席で黙っている。

その男の子の我儘ぶりと大声は、終点の駅に着くまで続いた。

「子どもたちのことで

 何かをしてやろうとするときには

 いつでも それはむしろ

 われわれのほうで

 改めるべきことではないかと
 
 まず注意深く考えてみるべきである

 (ユング)」

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私が気になったのは、おじいさんに席を移動させて

男の子の両親が、「ありがとうございます」と

感謝が無かったことだ。

お母さんは、「すいません」とは言われたが。

良い面を沢山、持って産まれた素晴らしい子どものはず。

あの子の良い面が、伸びて素敵な男性になることを

願わされた。
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