正直は遺産

8月8日（金）

『正直は大きな遺産。』実祝プランニング語録

統計によると、大阪は犯罪件数が、全国でNO.1とか。

このワースト１を返上する目標を立てた。

ところが、「偽りのワースト1返上」になってしまったという。

なぜなら、犯罪の届け出のあった8万件もの件数の

犯罪内容を不正処理していたのだとか。

数字に上がってきているのが8万件なら、実際はもっと多いはず。

警察に届けても、事件として扱ってもらえなかったケースも

あることと思う。

これらは、いつか、大きな悲しい事件になってしまう。

事件が起きるまでには、病気のように潜伏期間がある。

初期であるなら、大事に至らないように、考え動くことが可能。

ストーカー事件でも、命が奪われてしまってから騒ぐが、

その前にほとんどは、警察に相談したり、届けを出している。

正直というのは、どれだけその事柄に真剣に取り組めるか？

その真摯さではないかと思う。

本来なら事件を検挙するのが仕事なのに、

検挙したら、事件の件数が上がる事を

恐れるというのは、警察の使命が砕かれてしまっている。

勿論、仕事に熱い警察官も沢山おられる。

「正直なほど

　富める遺産はない。

（シェイクスピア）」

正直に真面目に取り組んでおられる警察官や警察関係者の

地味であっても素晴らしい仕事が、沢山光って欲しいものだ。

そのような大人の日々の行動や心がけが、

子どもたちや思春期の学生たちに、見えない部分で

大きな影響を与えている事、

影響の責任を考えてほしいと願う。

正直に生きるというのは、自己中心ではない。

正しい道をブレないで、進むという事だと思う。
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2014年8月7日