正直に生きること 東郷平八郎

7月13日(日)

『正直に歩むことは誠実に生きること。』実祝プランニング語録

愚直とは、いちずに正直なこと。

自分に対して、仕事に対して、人に対して、誠実・正直であるということ。

姑息な手段を使わず、「愚直なくらい正直者だ」と

言われるほうが素晴らしい。

しかし、正直なことと、やたら人の情報を流す、噂をすることとは

全く違う事である。

人を大事にすることが正直の基盤になる。

「愚直と笑わるるとも

 終局の勝利は必ず

 誠実な者に帰すべき

 (東郷平八郎)」


東郷平八郎(1848~1934)は、海軍の軍人であった。

本人は「やめてほしい」と頼んだにもかかわらず

神格化までされ、東京と福岡に「東郷神社」

まで作られてしまったほどの人物。

けれど、若い頃は、おしゃべりだったようだ。

それをある人から「東郷は男のくせにしゃべり過ぎる」と

言われるのを聞き、反省したのか、寡黙になったという。

その後は「寡黙な東郷」と呼ばれるようになった。

自分自身に対し、自分への訓練と正しい事へ邁進する努力を

怠らなかった人である。

聖職者ではないのに、神社に祀られるまでになったのは、

愚直であっても、誠実に!生きた証だと思う。

最近は、ネットやSNSで、人の事実ではない噂を流したり、

誹謗中傷したり、イジメをしたりがあるようだが、

そういう事をしている人は、たとえお金や地位があっても、

またどんなに、SNS出「いいね」をもらっていても

悲しい。

終局の勝利・・・最後に人の評価をされるとき

正直、誠実な人に本当の軍配が上がる。

それを身を持って、東郷平八郎は証ししたのだろう。

誠実、この大事なことを教えられる人が

少なくなっているのかもしれない。

であるなら、昔の偉人に学んでいきたい。

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