約束は勇気
3月25日(火)
『小さな約束を守れる人は
大きな勇気を持つ人。』実祝プランニング語録
約束を守るというのは、大事な尊いことである。
「勇気のある人は、みな約束を守る人である。
(コルネイユ)」
さて、私の友人女性が、ある大きなスーパーで店員に約束を破られたらしい。
何でも、増税前なので、お米を買う為に寄ったとか。
しかし、うっかり、カートで運びにくい場所に駐車してしまったらしい。
スーパーで、丁度お米のPRをしていた。
係りの20代後半と思える男性に、「遠い駐車場に停めたし、
エスカレターからは手で抱えなければいけないので、
10キロは運ぶのが大変。う~ん。」と言うと
係りの男性は、「買われたらこの売り場にきてください。
僕が車まで運びます。」と言う。
友人は「それなら!」と、10キロのお米を買って、その売り場までカートで持っていった。
ところが、姿が見えない。近くにいた同じスーパーの店員さんが、「倉庫に行ってるのかも。」と
探しに行ってくれたとか。
ところが倉庫にも、スーパーのどこにも居なかったらしい。
探しに行ってくれた店員さんは、その場を離れることが出来ない。
それで別の店員さんを呼んで、運ぶ段取りをつけてくれたらしい。
無事に車まで運んでくれたらしいが、運んでくれた店員さんも、呼びに行ってくれた店員さんも
友人も、み~んな、怒って呆れていた。
結果的には嘘ということになり、お客様にいい加減なことをしたということであり、
離れてはいけない持ち場すら勝手に離れ、
持ち場の店員が約束したことなのに、守らなかったからだ。
「本当に、申し訳ありません。持ち場を離れるなどあってならない事で、その上お客様にご迷惑をかけました。
上の者にもこのことは報告して厳しく注意してもらいます。」
運んでくれた店員さんは、ご自分のせいではないのに、お客様に申し訳ないと、平謝りだったという。
約束を守らない人というのは、周囲に自分の失敗を謝らせる。
約束を守らない人というのは、ごめんなさいも言えない。
約束を守らない人というのは、本当の責任を取らない。
この話を聞いた限りでは、多分約束を破った店員は、
今までもそのような生きかたをしてきたのだろうか。
なぜなら、責任の伴う仕事すら逃げているからだ。
約束を守れる人というのは、勇気がある人なのだ。
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