友達とは

1月28日(火)

『友達は、数ではなく助け合える間柄。』実祝プランニング語録

「本当の友人というのは、

相手が然るべき地位にあるのを利用するのではなく、

 その人に自分がどれだけ尽くせるかで決まる。

(中山素平)」

今、友人という認識が、少し外れてきているかもしれない。

SNSなどで、沢山の「お友だち」がいたとしても、

その人達が、自分が困ったとき、または出来る事を頼んだときでさえ、

どれだけの「本気度」を持って接してくれるだろうか?

「お友だち」というなら、相手の住所も電話も知っていてしかり。

本当に悩んでいることも、お互い打ち明け、聞いてあげられるはず。

そういう人は、数は多く作れないし、そのお友だちの為に奔走しようと思うなら、

協力しようと思うなら、そこに時間と労がかかる。

人は自分の仕事もあり、生活もあるのだから、そんなに沢山のことは出来ないはず。

さて、幼い頃から家族ぐるみで交流のあった方が少々有名であった。

私が若い頃、色んな所に出向くと、「自分は~さんとは友達なんだ。よろしく伝えてくれ。」と仰る。

そのことを伝えると、「自分はその人の事は知っているが、友達ではない!」という。

理由を聞くと、「知り合いではあるが、何か困ったときにでも、またはどうでも良いようなことでも、

連絡を取り合える仲ではない。友達というのは、そのような時に直ぐに連絡が取り合えて、

心が和む、そして助け合える者のことだ。」

全くその通りである。

喧嘩してもいい、意見を戦わせてもいい、しかし、本当の友人とは相手に尽くせ、助けられる者同士。

本当のつながりと言うのは、自分を捧げられることかもしれない。

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