命の希望をつないでほしい
1月14日(火)
『良いことも良くないことも自分と天は知っている。』実祝プランニング語録
若い人達の間で、怖がられているのが、「ブラック企業」
それは、仕事の内容が厳しいからではない。
どんな仕事に就いても、仕事は厳しいのが当たり前である。
この問題を憂い、NPOで若い人達の労働相談を受けている人がいる。
今野春貴氏。このNPOの代表である。1983年生まれ。
相談内容をもとに本を執筆されたものが、第13回大佛次郎論壇賞を受賞している。
今野春貴氏が若い人達から相談を受けた中で共通していることは、
心身の破壊に至る働かせ方だという。
誰でも若い時は、気力も体力もあり、頑張ろう!と努力する。
その努力と夢が使い捨てにされる現状だという。
けれど、企業だけがブラックだろうか?
私は、ブラックと感じるのは、正義や使命が陰で歪められ、
形は保てても夢と本来あるべき姿が
喪われている場所ではないか?と。
某府警の不祥事も問題になっている。
また、看護師さん=ナイチンゲールというイメージは最近は薄れている。
良い看護師さんと、そうではなく患者に対し
患者が生きる希望をなくすような言葉を吐く看護師さんがいるとも聞く。
「闇をかぶせてくる人達」によって心身が破壊され、病気になったり、自殺してしまう人も多い。
宗教家でさえ、問題を起こし他者を自殺に追いやっても、庇われている現実があるとも聞く。
「それは間違っています!」と声を出すと、その人が今度は排除されていくとも聞いた。
勿論、全てではないだろうし、良い人達も大勢おられる。
しかし権力というのか、力に支配されている人が増えているように聞いた。
「天網恢恢 疎にして漏らさず。(老子)」
天に張られた網は目が粗いように見えても、全ての悪を取りこぼすことはない。
命を尊ぶことが揺らいできてはいないか?
権力や立場を良くないことに使うと、今は保てても、歪みは大きくなるような気がするが・・・。
初心忘るるべからず。
挫折したとしても、どんなに酷い仕打ちをされたとしても、自殺しないでほしい!
周囲に傷つくことを言われ、されたとしても、また善い人達の励しの手があったとしても、
希望の糸をつなげるのは、あなた自身なのだから。
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