影が光に変えられる
7月23日(月)
『影と思える出来事が、光に変えられる。』実祝プランニング語録
真面目な人ほど、自分だけが助かったという出来事に直面すると、
自分を責めてしまう。
随分以前だが、カンザスシティのハイヤット・リージェンシー・ホテルで大惨事があった。
中庭を通っているコンクリート製の通路が崩れ落ちた。死者114人・負傷者は死者の数を上回る人数。
同じホテルにいて、その惨事を目の当たりにした女性がいた。
彼女は負傷者や、亡くなった遺族のためにずっと祈っていたという。
しかし、「自分は助かったのに、何も出来なかった」という罪悪感と無力感に襲われ、友人たちとも距離を置くようになってしまった。
生ける屍状態になったという。
なぜあれだけの人が亡くなったのに、自分は生きているんだ・・・そう考えると、心の傷は大きくなるばかりだった。
「もう、自分も人生に終止符を打とう。」と、睡眠薬を飲みだした。
睡眠薬の瓶が半分まで減ったとき、なぜか、「自分はどれだけ、愛されて今まで生きてきたのか?」という事がわかったという。
そして朦朧とした手で、カウンセラーに電話を入れた。
カウンセラーの機知により救急車が呼ばれた。
病院で治療を受けたが、3日も昏睡状態が続き、ついに生命維持装置を切る直前に家族が呼ばれた。
ところが、生命維持装置が切られる3時間前に、彼女は目を覚ます事ができた。
それからの彼女は、落ち込んでいる人や、自殺を考える人を本当に励ますことができるようになった。
1度死にかけた彼女だからこそ、伝わるものが大きいのだろう。
私も17年前被災した。
また2011年の東北地方大震災のあと、自分を責めている人も多いと聞く。
しかし、今日を生かされている事は、些細なことでも、あなたの使命が
素晴らしく咲くのだと思う。
copyright2012実祝プランニング
尼崎ベンチャービジネス研究会ホームページhttp://ama1975vb.com/
ホームページのトップに、メンバーによる励ましの小さなデザインポスターを掲載。7月に「NO.21太陽に向ってひまわり」
「NO.22よろこびかえるの暑中見舞い」
7月A[七夕」7月B「暑中お見舞い」
7月C「負けるな!中小企業!」を掲載。
17年前、被災した立場から創られています。
JPGでのアップのためブログでは、この画像になりますが、
デザイン 幸せカエルは、http://d.hatena.ne.jp/happy-ok3/20120526
デザイン お父さんありがとうは、http://d.hatena.ne.jp/happy-ok3/20120610
デザイン 雨の励まし 紫陽花はhttp://d.hatena.ne.jp/happy-ok3/20120617
デザイン ジューンブライドは http://d.hatena.ne.jp/happy-ok3/20120623
デザイン イジメは痛いは http://d.hatena.ne.jp/happy-ok3/20120706