クラス授業の思い出
6月14日(木)
『人の交流は上辺ではない。』実祝プランニング語録
アスペルガーのS君と、交流した後から、色んなことを私自身思いだすようになった。
6月8日に書かせて頂いた、義手の親戚の男の子。
そして、中学生の時、私が通っていた中学では、特別な学級を設けていた。
ダウン症や、今言われる発達障がいの子供達のクラス。
といっても、自分で身の回りのことが出来る人に限られていたように記憶する。
ある時、そのクラスの人達と私のクラスが合同で何かの授業を一緒に受けた。
何をしたのか記憶があいまいだが、数学のような勉強ではなく、一緒に交流し何かを作るようなことだったと思う。
いくつかの班に分かれ、班の中には必ず何人かその学級の人が入った。
その中のある子がとても私に親しみを覚え慕ってくれた。
話をすると、帰る方向が途中まで同じだった。
一緒に帰ってというので、時々ではあるが、クラブ活動の無い日に一緒に帰った。
すると周囲は大人も友人も「そんな子と付き合うな。」みたいなことを言うのだ。
このクラスと一緒に何かをしたことのひとつは、良い交流をと学校は望んだはずだ。
なぜなら、特別なクラスの人達は、心無い同じ中学生達からも、敬遠され、友達になる、話をするどころか
相手にしてもらえない人が殆どだったからだ。
「あの子は何も悪い事はしていない!そんな事を言うほうがおかしい!」
私はそう返した。
その子は私には心を許し、春休みだったか、家に招いてくれた。
その時、私などより、上手く出来る事も沢山あり、努力していることが伺えた。
私のクラスでも他のクラスでも、現代のようなイジメとは異なるが、イジメをする人達はいた。
そういう人達のほうが、ずっと悲しいと思ったのだが・・・。
アスペルガーのS君も、素直で優しい人だった。
人の心の底を見抜く力は、その人達のほうがはるかに鋭い。
が鋭い度合いが高くてしんどいかもしれない。
そのような人として大事なものを持っていることを素晴らしいと思う。
うちにいる爪の無い、障がいを持った小鳥を見ていても、私は毎日教えられることが多くて感謝している。
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