感謝と喜びは力

4月3日(火)
『小さな感謝は大きな喜びの原動力。』実祝プランニング語録

なんと、うつ病が、血液検査でわかるようになったという。

外苑メンタルクリニックの川村則行院長によると、

「うつ病になると、血液中のエタノールアミンリン酸(EAP)という物質が減ってくることが明らかになり、

重症になる程、減り方が大きく、逆に治療をして元気になれば、また増えてくる」とのこと。

川村院長は2007年から、代謝物の解析を手掛けるヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ社と共同で、うつ病の関係性を特定する研究を始められた。

538もの物質を調べた結果、EAPだと。
EAPは肝臓や心臓にも存在する。

しかし、1番多く存在するのは脳だという。「アナンダマイド」という神経伝達物質が働いた後にできる代謝物のひとつ。

そしてこれが喜びや快感、動機づけ等に関わってくるという。
EAPが減る数字とうつの度合いが増して、EAPが増えるとうつが良くなるという。

さてこの「アナンダ」という言葉の由来は、お釈迦様の弟子だった≪アーナンダ≫。
≪アーナンダ≫はサンスクリット語で≪歓喜≫という意味。

仏教と喜びと脳内物質……。神経伝達の名前の由来がこんなところにあったとは・・・。

喜びを探していくと、うつは治療できる。
「あ~な~んだ!」

今は、喜びを探すことが難しい時代なのだろうか?

喜びを探すのは、今日の小さな小さな感謝を見つけることだと思う。

感謝が見つけられたら、感謝に対し、自分に対し「ありがとうございます。」と言えば、

他所や他者にも感謝が自然と出来て、喜びが増えてくる力になる。
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