命の尊厳

3月31日（土）
『命に真摯に向き合う尊さ。』実祝プランニング語録

東北地方大震災にて、誰なのかがわからない、子供の遺体を僧侶の方が丁寧に弔っておられた。

遺体の破損も酷く、年令も性別も判明が難しいとのこと。

しかし、頭の大きさから、多分10代位の子供であろうと。

ご家族らしき人達からの申し出もなく、名前も分からないそうだ。

もしかしたら、ご家族も亡くなられたのかもしれない。

東北地方大震災では、僧侶の方々が、亡くなられた方や、遺体に対し、真摯にそして丁寧な対応をされている。

命に対し、尊厳をもって向き合っておられると思う。

それこそが、本当の宗教家の姿ではないかと。

気に入らない人をいじめて追い出したり、役得をしたり、約束を破ったり、事実でないことを悪口として吹聴している宗教家と呼ばれる人達は、

再度振り出しと初心に戻って考えて頂きたいと、そういう声も多く聞く。

私はその僧侶の方が、小さな骨壷を前に、命を想っておられるお顔が印象に強く残って忘れられない。

そこには、宗教を越えた場での、尊厳さを感じ、

その姿そのものが私を含め多くの方に慰めと感動を届けていると思うからだ。

尼崎ベンチャービジネス研究会ホームページhttp://ama1975vb.com/

ホームページのトップに、メンバーによる励ましの小さなポスターを掲載。

３月に「NO.17命の力弥生月」　「ひな祭り」を掲載。

17年前、被災した立場から創られています。

2012年3月28日