神の財産・命
2月10日(金)
『命は神の創造物』実祝プランニング語録
ニック・ブイチチ氏はこう言った。
「僕には腕も脚もない。けれど出来ることに感謝すれば、人生に限界はない!」と。
生まれつきのハンディを持っていたにも関わらず、イジメにも遭う。
反対に、助けてくれたり、協力してくれる人も多かった。
しかし、どうしようもないこと、自分が1番悩んでいることでイジメに遭うほど辛いことはないだろう。
現在、ニック・ブイチチ氏は多くの場所で講演している。
そして「あなたは障害を乗り越えて素晴らしい!」と賞賛されている。
ニック・ブイチチ氏は、その賞賛に決して自分が傲慢にならない。
お父さんは信仰篤き牧師なのだろう。
・・・信仰篤き牧師ばかりでもない、悲しい事も聞く。
私の同級生のA君は20代でパン屋を独立して開店させた。
独立と同時に、結婚もした。
奥さんになったB子ちゃんは、結婚という生活に慣れない中、商売の忙しさに驚いていた。
私は電車に乗ってでも、彼らの店に行き、よくパンを買って帰った。
数ヵ月後、B子ちゃんに赤ちゃんが宿った。
ところが、B子ちゃんは心身共に、疲れ参ってしまっていた。
そんな状態では障害を持った子どもが産まれる可能性がある、そう言われたようだ。
A君は自分が通っていた教会の牧師に相談した。
牧師の結論は「そんな状態では、せっかく開いた店も続けられなくなるだろうから堕胎しなさい。」
と言われたらしい。
私は何度も止めたが・・・。
B子ちゃんは無理やり・・・。
結果、本当に心身喪失の状態になり、2人は離婚してしまった。
A君はパンも焼けなくなって、借金が残る店をたたんでしまった。
その牧師は、本当に2人を今でもケアしているか?そうではない。
忘れていたのだが、この人が1級身障者の人が送った献金を送り返した牧師さんだったことを最近思い出してしまった・・・。
今でも私はA君、B子ちゃんがどうしているか心配している。
様々な事情がありどんな選択をしたとしても、また、失敗があったとしても、
その後、幸いな人生を送り続けられたなら、失敗も益に変えられる。
失敗を神様は赦される。
しかし、当事者の周囲の人たちの傲慢さや無責任さや苦しみを理解もせず非難するような意地悪な人達や、そして信仰を持っていても彼らを悪く言うような人達には、神様はちゃんと見て、義しいさばきをされる。
この問題を裁くことができるお方は神様だけ。
しかし、何があろうが、命という尊い存在に神が与えられる『大きな可能性』を人間の小さな枠にはめてはいけない。
まして救いを説く人なら尚更・・と、私は思う。
A君、B子ちゃんの幸いを私は祈っていく。
命は神が創造した神の財産。
今日、私達が誕生から今まで生かしていただいている事は奇跡だと感謝しないといけない。
Copyright2012 実祝プランニング
尼崎ベンチャービジネス研究会ホームページhttp://ama1975vb.com/
ホームページのトップページに、メンバーによる、励ましの小さなポスターをPDFで掲載。
1月にNO.15「初春」を掲載。
17年前被災した立場から、想いをこめて創られたようです。
また2月に「希望を重ねる如月」「St.Valentine’sDay」をも掲載どうか、用いて頂ければ、幸いです。