理解者
10月7日(金)
『理解者の助け』実祝プランニング語録
理解者がいるというのは、大きな力になる。
先日、同級生に会ったが、話しているうちに、彼の家族の話になった。
「再婚やしなあ・・・」という言葉から、「そうだった、彼は理由があって離婚していたんだ・・・。」ということをその時思い出した。
真面目な人なので、それなりの理由があるのだ。例え、周囲が彼を悪く言ったとしても。
この厳しい時代に、それでも以前の家族には、今出来うることを精一杯しているという。
現在その人が責任を果たしている人であるならば、その人に起きた良くないことの陰には、本当に苦しんでその結論を出したということが多いからだ。
だから、詳しい事はあえて聞かない。それは彼の苦しみの傷を再度つつくことになりかねないからだ。
ところが、今の時代は、理解者が見つけられない人が多くなっている。
昔の宗教家達、聖人と呼ばれた人達は、どの宗教でも多くは本当に独りを通し、その「神」という存在に自分を明け渡していった。
身内の情ということをささげていたので、良くない身内贔屓も起き得ない。
苦しみを理解できる人というのは、同じような苦しみを通過してきた人の場合が多い。
机上の論をいくらかざされても、届かない。
今は、宗教離れが多くなっている。それは、宗教の教えは良いものでも、身内贔屓や圧力、権力からの嫉妬等が起こっているからだと聞く。
ダビデ王は、言いようもない苦悩を「大きな存在」に投げかけた。
大きな存在は、「天使」を送られる事も多い。
助けを「祈る」というのは、謙虚になり、自分を知ることから始まるのかもしれない。
『主よ。私をあわれんでください。
私は1日中あなたに呼ばわっています。詩篇86:3』
大きな存在は、1番の理解者であり、友でもある。身内贔屓も圧力も全く論外で、あなたを正しく受け留める。
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